どうも、冠攣縮隊長のほるべーです。
今回はグチりますよ〜〜〜!
いつもこのブログにお越しいただいている読者の方はご存知だと思いますが、自分は冠攣縮性狭心症という持病を抱えております。
この病気、ホントに厄介な特徴がたくさんあるんですよね。
ということで、
持病の冠攣縮性狭心症をとことんdisってやろうと思います。
これまでもグチ系の記事は何度か書いてきましたが、また久々にやりたい気分になってきましたので。
ではいってみましょ!!
この病気、健康診断ではわかりづらいこと
まずはコレですよ。
心電図検査や血液検査をやっても、その時の心臓の調子が良ければ『異常なし』って判定されるんですよね。
冠攣縮性狭心症のバカヤロー!
これじゃ健康診断の意味がないぞー!
と言いますかこの病気、発作が起きている状態以外の時(通常時)は健常者と全く同じなんですよね。
ということで、必然的に健康診断で発見されることはほぼないという、全くもって厄介な病気です。
この病気、病名が確定するまでが大変
以前にも同じようなことを記事にしましたが・・・
「冠攣縮性狭心症」と診断されるまでがとことん面倒で、すんなりいかないケースが多いです。
自分もそうでしたし、そういった経験をされた方は少なくないようです。
なかには、食道や胃が原因かもしれないということで、胃腸科を紹介された人もいるようですね。
結局のところ、
カテーテルで発作誘発試験という面倒な検査をしてようやく病名が確定します。
冠攣縮性狭心症のバカヤロー!
病名を確定させるだけなのに、いちいち面倒だぞー!
他にもっと簡単な検査方法でこの病名を確定させる方法はないのだろうか?
まあ・・・今のところは・・・
ないのでしょうね。
この病気、不摂生が祟って発症するとは限らないということが悔しい
最初に言っておきましょう。
この病気、発症の原因は不明だそうです。
一応・・・
●ストレス
●生活習慣
●喫煙
●飲酒
●遺伝
などが要因だと言われていますが、全くタバコやお酒をやらない人も発症しますし、ストレスなんて人間ならば誰でも少なからずありますからね。
自分は41歳の時に発症しました。
それまで健康的な生活を送ってきたのかと問われれば、確かに反省すべき点や改善点は多いのですが、同年代と比較してそれほど極端に不摂生な生活をしてきたとは思えません。
それなのに病気になっちゃった・・・
なんか悔しいですね。
とことん不摂生な生活や好き放題の生活を続けた結果、病気になってしまったのならば仕方がないと諦めます。
でも「冠攣縮性狭心症」は必ずしもそういった不摂生によるものが主な原因ではなく、発症しやすい体質なども関係してくるから悔しいんですよ。
冠攣縮性狭心症のバカヤロー!
というかこれだけ現代医学は発達してるんだから、そろそろ発症原因くらい解明してくれー!
この病気、治療方法が確立されていないこと
続いてはコレです。
確実に治療する方法がない!!
・・・
ホントにやれやれって感じですよね。
これが一番厄介だと思えるところ・・・
結局、発症した患者は、
●毎日大量に服薬して発作を抑えること
●どれくらい効果が見込めるのかは不明だが生活習慣の改善をすること
この2つを実践していくことになります。
毎日薬を飲みますが、それは治療薬というより発作の予防薬ですからね。
どちらかというと治療ではなく対症療法ですね。
ちなみに前項で触れた
『労作性狭心症』にはしっかりとした治療方法があります。
ステント治療・バルーン治療・バイパス手術などなど。
なぜ不摂生が祟って(そうでない人もいると思いますが)患った狭心症には治療方法があるのに、必ずしも不摂生が原因とは言えない狭心症には完治させる治療方法が無いのか!
冠攣縮性狭心症のバカヤロー!
これ、ほんとにアタマにきますよ!
何度も言います。
治療薬を開発してくれ〜〜〜!
この病気、いつも労作性狭心症の影にかくれがち
さきほどから労作性
狭心症への攻撃が止まらなくなってきましたが(笑)
ついでにもう一つ。
『
狭心症』をネットなどで調べると医師や専門医が書いた記事がたくさん出てきます。
テレビの健康番組でも
狭心症について放送していることがよくあります。
しかしそのほとんどが労作性狭心症についての解説で、冠攣縮性狭心症についてはオマケ扱いという感じがしません?
例えば・・・
狭心症の原因は血管内部に
プラークが溜まり〜〜
予防には血液をサラサラにすることが重要で〜〜
はい、もういいです。
※ ※ ※ ※ ※
こんな感じです。
ホントにひどい扱いです・・・
個人的に冠攣縮性狭心症は難病に指定してもいいレベルだと思いますけど。
この病気、いつ発作が起きるかわからないこと
『常に発作のことが脳裏から離れない』
これはかなりの精神的苦痛です。
いつ心臓が暴れ出すのか・・・
毎日毎日、考えない日はありません。
「ニトロがあるから発作が来てもいいや」というくらいお気楽な気持ちじゃないととても生きていけません。
結構ストレスです。
この病気、職種によっては継続不可能になる
いつ発作が来るかわかりませんから、仕事の内容によっては継続が出来なくなる職種もあるわけです。
自分もそうでしたが、特に運転手など運輸関係の仕事は厳しいですね。
この病気、今まで普通にやれたことが・・・
運動や旅行などなど・・・
まあ、持病を抱えるってことはそういうことなのかもしれませんが、 それまで普通にやれたことが出来なくなったり、制約が生まれてしまいました。
自分はまだ40代の現役世代で若いですから、人生まだまだこれからなんですがねぇ。
悔しいですね・・・
ちなみに過去記事にも書いてますが、
例えば『運動』ならどの程度までOKなのか、『自動車の運転』は可能か、などなど、これらに限らず、ありとあらゆる日常的に行う行動に危険性がないのかを知る必要があります。
おそらくこれからもそういったことを模索していくことになるのだろうと思います。
この病気、医療費がバカにならないこと
最後にコレを言って締めましょう。
冠攣縮性狭心症のバカヤロー!
医療費がかかってボンビーになっちまったぞー!
痛切な心の叫びです。
毎月の診察代や薬代が・・・
ちなみに去年一年間の医療費はこの病気だけで軽く10万円を超えました。
毎年車検をやっているようなものですね(笑)
おわりに
ところで、最近は
コロナウイルスのワクチン接種が話題になっていますが、基礎疾患を持っている人は高齢者の次に接種ができるという予定だそうですね。
しかし、
冠攣縮性狭心症って基礎疾患の部類に入るんですかね?
ネットで調べると、「入らないかも」っていう意見もあるのですが。
とことん厄介な病気だねっ!
やれやれ・・・
※ ※ ※ ※ ※
細かいことを言えばまだまだグチはこんなものでは収まらないのですが、今回はこのくらいで勘弁してあげましょう(笑)
自分と同じく、この病気を患っている方に多少なりとも共感していただけたのならば幸いです。
最後に・・・
この病気を患って良かったことも書いておきましょう!
それは、
健康管理を意識するようになったことです。
しかも自分はまだ40歳代ですから、今のうちから健康的な生活習慣を続けていけば、結果的にもっと年齢を重ねた時には同世代よりも健康体でいられるような気がします。
※ ※ ※ ※ ※
まあ、厄介な病気ですが今回のようにたまにはグチをはきだして、ストレスもためないように生活していきたいと思います。
では最後までグチにお付き合いいただき、ありがとうございました!
皆様もご自愛ください。