『突然死』と『余命宣告(闘病生活)による死』・・・旅立ち方はどちらが良いのか
どうも、ほるべー隊長です。
『突然死』or『余命宣告による死』
人生の幕引きとして、果たしてどちらが良いのか?
考察してみましょう。
突然死の特徴
このパターンになる可能性が高い代表的な病気は、
●心臓病全般
●脳梗塞や脳溢血
●大動脈乖離など突発的な循環器系の病気
などです。
突然死は家族に別れの言葉が言えない
突然死は、当然ながら愛する家族や知人に別れの言葉を伝えることはできません。
これって本当に悲しいことですよね。
看取ってもらえないことが多い
家族が一緒にいる状況(自宅など)ならば何とか看取ってもらえる可能性は高いのですが、そうとは言えないのが突然死です。
外出先であったり、自宅でも就寝時であれば看取ってもらうことは出来ないかもしれません。
終活ができていないまま亡くなるケースが多い
『終活=身辺整理』
『終活=心の準備』
突然死では終活ができていないまま亡くなってしまうケースも多いと聞きます。
特に年齢が若い人であれば、まさか自分が死ぬなんてことを考えるほうが稀ですよね。
突然死は周りの人にとってはかなりショックな出来事
余命宣告を受けていた人、ずっと闘病を続けてきた人が亡くなったとします。しかし家族や周りの人は覚悟や心の準備ができているケースが多いですから『死』を受け入れることができることが多いでしょう。
ところが突然死はどうですか?
さっきまで一緒にいた人が突然いなくなる・・・
これは相当ショックな出来事です。
死という現実を受け入れるのには時間が必要かもしれません。
とてもつらい現実です。
突然死はそのままの容姿で死ぬことができる
長らく闘病生活を送ってきた人は、どうしても身体がやつれてしまいます。
闘病の末に、健康であった時の自分とは似ても似つかぬ容姿になってしまうことが多いです。
しかし病気による突然死は、その時の自分の容姿のまま死ぬことができます。
突然死は家族に看病などの世話をかけることがない
さきほど突然死は家族や知人へ与えるショックが大きいと書きましたが、その反面、看病などの負担をかけない旅立ち方と言えます。
余命宣告(闘病生活)による死の特徴
このパターンになる可能性が高い代表的な病気は、
●がん
●白血病
などです。
前項で挙げた突然死とはほぼ真逆の特徴になります。
家族に別れの言葉を言える
死ぬまでは時間的余裕がありますから、生あるうちはいくらでも感謝や別れの意思を伝えることができます。
看取ってもらえる
突然死とは違い、看取ってもらえる可能性は高いです。家族や知人に見守られながら旅立つことができます。
終活ができる
自分が死ぬまでには時間がありますから、身体が動く限りは終活が可能です。遺書も書けますし、旅立つ準備を整えることができます。
死ぬということを受け入れる覚悟が必要
余命宣告・・・
それはほぼ確実に『死ぬ』ということ。
その現実を受け入れなければなりません。
これは体験した人にしかわからないことですが、相当な覚悟や心の整理が必要でしょう。
突然死と違い疲れ果てた容姿で旅立つことが多い
抗がん剤治療などを行なった場合、どうしても健康だった時の容姿ではなくなります。
徐々に弱っていく自分を見せなければならないという覚悟も必要になります。
周囲に看病などの負担をかける
がんの場合、終末期になれば自分一人では食や排便も困難になりますから、必然的に看護が必要になり、看護師や家族などに負担をかけることになります。
どちらが旅立ち方としてベストなのか?
どちらにもメリット・デメリットがありますが、これはもう人それぞれだとしか言えません。
『弱った自分の姿を見せたくない』
『家族などに看病などをさせたくない』
という人は突然死、
『見守られながら旅立ちたい』
『終活したい、家族に感謝の気持ちなどを伝えておきたい』
という人は余命宣告(闘病生活)による死が理想の旅立ち方。
あなたならどちらが良いと考えますか?
しかし、希望通りになるかどうかは分かりません。
最後に私はどうなのかと言いますと・・・
突然死を希望します。