メディアで紹介されているラーメン店は信用性無し?本当に美味しいラーメン屋はここが違う!
どうも、ラーメンマンのほるベー隊長です。
みんな大好きラーメン!
自分もラーメン大好きです。
今回はそんなラーメン屋ネタですが、自分はTVや雑誌で紹介されている「行列ができるラーメン店」や「人気店」というのは基本的に信用しません。
それから、ラーメン評論家なる人の意見も全く参考にしません!
まあ、どうせ自分は変わり者ですから(笑)
でも、どう考えてもそういう人達の評価って「おかしいし、変だ」と思うのですよね。
ではなぜそう思うのか、そして美味しいと思うラーメン店の条件をお話しします。
ちなみに自分が好きなラーメンの味は「みそ」と「醤油」。しかも昔ながらのシンプルなラーメンが好みです。
ただ、ラーメンほど個人の好みが分かれるものは無いと思いますから、今回は変人の意見だと思ってお読み下さい。
自家製麺はマズい確率が高い!
ラーメンは「自家製麺」が1番!なんて風潮がありますよね?ラーメン店もそれを意識してか、わざわざ「自家製麺」を売りにしているお店もたくさんあります。もっと極端な話、「自家製麺でなければダメ」という意見もありますね。
特にTVなどのメディアは自家製麺が大好きです。
まるで水戸黄門の印籠のように、それだけで”美味しい”みたいに紹介してますが・・・
一体何を言っているのでしょう?
はっきり言って、自家製麺ほど当たり外れがあるものは無いですよ。当然、美味しい自家製麺のお店もありますが、よく考えてみて下さい。
ラーメン屋よりも製麺のプロである製麺所が作る麺のほうが数倍美味しいですよ。
例えば”クルマ”に置き換えて考えてみて下さい。
泣く子も黙るメルセデスベンツの乗り心地は言うまでもありませんが、それを支える大事な部品である”タイヤ”をベンツが作っているわけではありませんよね?タイヤメーカーがベンツから注文を受けて作ったりしているわけですよ。
それと同じです。
「餅は餅屋」
「タイヤはタイヤ屋」
「麺は麺屋」ですよ!
下手なラーメン屋よりも製麺所の上質な麺のほうが良いものである確率は断然高いです!
ですから自分は「自家製麺の店」を無条件で信用しません。むしろ疑います。
製麺所を上回るくらいに研究しているラーメン店ならば話は別ですが、全般的には「製麺所が作る最上級の麺のほうが美味しい」と言えるのです。
美味しいラーメン店は平ザル!しかしラーメン店のほとんどがテボザル!
麺の湯切りに使うザルですが「テボザル」と「平ザル」があることをご存知でしょうか?
なぜかこれもマスメディアや自称ラーメン評論家などはほとんど無視していますが、これほど大事なファクターは無いですよ!
そして世にあるラーメン店のほとんどがテボザルです。
はっきり言ってテボザルはダメです!
断言します!
これは湯切り自体が”簡単”で脱サラ初心者のラーメン店主やバイトでも簡単に使えるもので、1度に何人分もの麺を茹でることができるという効率化の産物でしかありません。
テボザルでは麺が泳がずにその場でじっと固まったままですから、茹でムラが発生してしまいます。美味しさとはほど遠い麺になってしまいますよ。
ところが!
ラーメン屋のなかにはそんなポンコツテボザルで、
「ナントカ湯切り!!!」
ドヤっ!!!
なんてくだらないパフォーマンスをしている店が多くあります。
なめとんのか(怒)
そんなもん覚えるヒマがあるのなら、平ザルを扱えるようになれ!!と思いますよ。
対する「平ザル」は、脱サラ初心者やバイトが扱える代物ではありません。使いこなせるようになるまでは相当の修行と年月が必要です。
ずばり、熟練の技が必要になります。
本当の職人専用のザルです。
その代わり、麺は大きな鍋の中で自由に泳ぐ事が出来るので均一に茹で上がり、何とも言えない美味しい麺に茹で上がるのですよ。
たしかに効率の面では1度に大量の人数分を茹でることが可能なテボザルに劣りますが、「茹で上がりの質」では比べ物になりませんよ。同じ麺でも相当に仕上がりが違います。
自分はこの「平ザル」を使う店を美味しいラーメン屋の最低限の目安としています。
平ザル使用店は職人気質なんですよね。そこがたまらん!
繰り返し言いますが、
TVや雑誌、ラーメン評論家がこの事実をほとんど取り上げないのはなぜなんでしょう?
とっても不思議です。
メディアや口コミに流されないように!
「TVで紹介された」とか「口コミ」だけで良し悪しを判断していませんか?
それは疑ったほうがよいかもしれません。
口コミが良くて行ってみたら裏切られたことが多々あります。
しかも人の心理って、口コミ評価が高いお店は実際よりも美味しく感じてしまうものですから。
たしかに口コミも参考にはなりますが、ものの本質を見抜くことも大事であると考えます。
最近は特に「イタリアン」やら「女性受け」のラーメンをメディアがこぞって取り上げる傾向があり、そういった未開拓な分野は話題になることは事実です。需要もあるでしょうから、否定は出来ません。
でも自分のようなひねくれた人間から見ると、そういった奇抜なラーメンは正統なラーメンで勝負出来なかったラーメン屋というイメージしかありません。
「話題性」と「完成度」は違うんですよね。
たしかにラーメンは好みが分かれるものですから、自分が美味しいと思うラーメンが必ずしも他人の口に合うとは限りません。加えて、今回は主に『麺』にスポットを当てていますが、『スープ』も大事な要素ですから麺だけで良し悪しの判断はできないことは承知しております。しかし作り手が丹精込めてこしらえた一品は流行には無い良さがありますよ!
そんなことを考えながら、今週もラーメン屋探索に行こうと思います。
至高の一杯を求めて。
ではまた!