ほるべー隊長のブログ

鎮静剤投与での胃カメラ(内視鏡)体験記。ほぼ苦痛は無し!<冠攣縮性狭心症持ちでも大丈夫でした>

どうも、冠攣縮装備中のほるべーです。

超久しぶりに胃カメラ検査をしてきました。

前回受けたのがずいぶん前になりますが、30歳の時だったと記憶しております。

今回、約一ヶ月前から食道?胃?の不調がずっと続いていて、初めは市販の薬で持ちこたえていたのですが全く快方せず、不安でしたので勇気を出して検査を受けたというわけです。

今年は『冠攣縮性狭心症』なんていうスーパー厄介な病気を患ってしまったこともあり、これ以上『病』の追加装備はまっぴらごめんですからね。

ただ、胃カメラ検査をされたことがある方ならお分かりだと思いますが、とにかく「苦しい」とか「つらい」というイメージがありますよね。

それが嫌で敬遠されている方も多いでしょうし、まさに自分もそうでした。

極度のビビリ屋ですので(笑)

 

実際に前回の検査では死ぬ思いでしたよ。

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「おえ〜〜〜!」

「オエ〜〜〜〜〜!」

「OEEEEEEE〜〜〜〜!!」

何回オエオエしたかわかりません(笑)呼吸もしにくく苦しいです。

あの苦しみは2度と味わいたくないと思いました。

 

しかし!

医療は進歩してます。

今回の検査は前回とは違い、鎮静剤投与による内視鏡検査です。

やってみた結果ですが、

想像していた地獄の苦しみはほとんどありませんでした!

今回はそんな魔法のような胃カメラ検査の体験を記しておきます。

 

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まず胃カメラ検査の種類ですが、

①「経口による検査」

②「経鼻による検査」

③「経口だが鎮静剤を用いる検査」

大別するとこの3種類があるようです。

①の検査は俗にいうオエオエ必至の検査で、

②は鼻から内視鏡を入れる為オエオエがほとんど無く楽な検査、

③は鎮静剤でほぼ眠っている状態で行う為、気付いたら終わっているという検査になります。

 

自分は迷うことなく③を選択しました(笑)

ただし、自分は冠攣縮性狭心症という心臓の病気持ちであるので、③の鎮静剤投与は大丈夫なのか不安でしたが、

担当してくれる医師によれば「心配ありません」との事でしたので安心して受ける事ができましたし、検査中も常に体調変化等に気を配って頂いたようで(鎮静剤の効果であまり記憶が無い)実際には全然大丈夫でした。

 

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さて、検査前日は「夜8時までに食事は済ませておくように」との事でしたのでそれに従い、胸の高鳴りを抑えながら(単なる緊張)早目に就寝。

というか前日は緊張でほとんど眠れなかった

 

そして決戦(検査)当日。

当然ながら朝食はナシですが「高血圧と冠攣縮性狭心症の薬は通常どおり服用して下さい」ということでした。

検査は朝一番の予約で8時半から開始です。

検査の準備が整うまでの待ち時間、いろいろなことが頭をよぎりまして・・・

 

前回の地獄の苦しみの思い出はよみがえってくるし

「検査中に発作が起きなければいいな」とか、

「鎮静剤の副作用は大丈夫か?」とか、

「そのまま目が覚めなかったらどうしよう」とか、

この時点であらゆる緊張から心臓バクバク、胃痛はマックス。

 

そしていよいよ始まりました。

まず、胃の中をきれいにするという飲み薬をコップ一杯程度服用しますが、噂ほど不味くはありません。

それからゼリー状の麻酔薬を5分間口に含みます。飲んではいけません、口に含んだままにしておきます。

だんだん口の中がマヒしてきます。

それが終わると麻酔スプレーを喉に吹きかけて、ベッドに寝かされます。

 

ここまでは前回の①オエオエ検査と同じです。

 

さてここからが違います。

お待ちかねの鎮静剤注射です!

待ってました!

 

これは普通の注射とほぼ同じですが、注入した直後に腕全体が少々痛くて重い感じがありました。でも我慢できる範囲です。

 

ここからの記憶が曖昧です。

鎮静剤注入から1分?もしないうちに全身の力が抜けていくような不思議な感覚(ポワ〜〜っとした眠気がやってくるような気持ちのいい感じ)になり、その先ははっきり覚えていません。

時折先生の話し声が聞こえてきますが、よくわかりません。

たまに「オエッ」となったような気もしましたが、先生の「終わりましたよ」という声で目を覚まし、検査終了です。

 

あらら・・・いつの間に(笑)

 

おそらく所要時間は10〜15分程度?でしょうか。よくわかりません。

メチャクチャあっけなく終わりました。

 

これはいい!!

前回の地獄の苦しみは何だったのかと思えるほど、あっけない検査でした。

 

そして検査台から起きましたが、まだ夢心地のフラフラした感覚が続いており、歩くのは大変です。

吐き気を伴わない酔っぱらった感覚と言いましょうか。

そして別室のベッドに移動して気持ちよく1時間くらい寝ていました。鎮静剤から覚ます為の時間が必要になります。

 

鎮静剤投与の検査は苦痛がほとんど無くていいのですが、時間が掛かるのが厄介なところですね。

余裕を持って半日くらいの時間はみておいたほうがよいです。

 

そんな検査でしたが、鎮静剤注入から2時間くらい経過したら元の状態に戻りましたよ。

 

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肝心の検査結果ですが、胃や十二指腸は異常なしでしたが、やはり食道がだいぶ荒れていたらしくて「逆流性食道炎」との診断でした。

トホホ・・・

確かに最近は胸焼けがひどかったですからね〜。

でも大きな病気ではなかったのが幸いです。

 

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まとめとして、

この検査ならば1年に1回と言わずに半年に1回でもOKです。それくらい苦痛が無く行えますよ。

胃カメラってこんなに楽にできるんだ」というのが率直な感想です。

 

とにかく今回新たに学んだ事として、

「鎮静剤投与による内視鏡検査は苦痛がほぼ無い」

「冠攣縮性狭心症の方でも鎮静剤検査は可能」

ということです。

今回、逆流性食道炎との診断結果でしたが検査して良かったです。もっと大きな病気だとしたら・・・ゾッとします。

 

胃カメラ内視鏡)検査はイメージとは裏腹に楽にできる時代です。1番恐ろしいのは、検査を怖がって全く検査をしない事だと実感しました。食道癌や胃癌は早期発見すればほぼ100%完治できる病気だということも知りました。

 

これからは恐れず、定期的に検査してもらおうと思います。

自分一人の身体ではなく、家族もいますからね。

 

みなさんも少しでも体調に異変を感じたなら躊躇せずに検査してもらうことをおすすめしますし、現実に体調不良を我慢して生活しているよりも検査してしまったほうがスッキリしますよ!それから定期検診も大切ですね。

 

ちょっと余談ですが、今回は鎮静剤投与による経口での検査をご紹介しましたが、医師によれば「鼻から内視鏡を入れる検査も苦痛が少なくて楽だよ」との事でしたので、次回はそれでやってもらおうと思います。

 

とにかく、胃カメラ検査は想像よりも遥かに気軽で苦痛なく受けられる検査です。

超ビビリの自分でも大丈夫でしたから(笑)

 

それでは皆様方も健康には充分に気を付けて下さいね。

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ではまた!