愛車との別れ・・・悲しい気持ちを和らげるため最後にやっておくべきこと
どうも、ほるべー隊長です。
先日、長年連れ添った家族のような存在であった愛車を手放しました
(涙)
愛車とのお別れは今まで何度か経験しているとはいえ、やはり辛くて悲しいものです。
そこで今回はその『辛さや悲しみ』を少しでも和らげるための方法などをご紹介いたします。
いずれもごく簡単なことですので参考にして頂けたら幸いです。
愛車とのお別れで最後にやっておいたほうがよいこと
最後のドライブをすること
これはぜひやっておくべきことです。
愛車との最後のドライブ・・・
できれば、
自分の1番好きな道や思い出のある道を走ることをおすすめします。
それは近場でも構いません。
たったそれだけで愛車と一緒に過ごした思い出が鮮明によみがえってくるはずです。
そして、
「もう二度とこの車と一緒に走ることは出来ない」
という感情が湧いてきます。
確かにそれは「悲壮感」の要素がとても強いのですが、
実際に手放してから、
「あの時、最後にドライブしておけばよかった」
と後悔するよりもずっといいのです。
どうせなら思い切り悲しんで、別れを惜しんで涙を流すくらいの気持ちでドライブしましょう。
ハンドルやシフトレバーの感触を自分の手のひらで確かめながら。
自分の記憶に刻むように愛車との最後のボディータッチをしましょう。
ただし注意点があります。
それは・・・
そのドライブはいつものドライブではないこと。
言うなれば、
いつもの自分の運転ではないということ。
つまり、
事故には充分に気をつけて下さいということです。
人は、急いでいる時やイライラしているような『いつもの自分』ではない時に事故を起こすと言われています。
最後のドライブは当然ながら悲壮感や満足感などで普段の心理状態とは程遠い状態になっていることが考えられます。
くれぐれも、
「最後のドライブで事故を起こした」
ということにならないように気をつけましょう。
洗車をしてあげよう
さて、
最後のドライブや車内の荷物の移し替えも完了しました。
しかしこれで終わりではありません。
そう、
感謝を込めて洗車をしてあげましょう。
映画『おくりびと』のように、
最高にきれいな状態で愛車を送ってあげて下さい。
それがオーナーとしての責任であり、長年連れ添った愛車に対する礼儀であると思います。
それから洗車をしていると気付くことがあります。
それはキズなどといった類いのもの。
駐車時に擦ってしまった跡や、板金修理をした時などの苦い思い出などもよみがえってきます。
「そんなこともあったな」
「あの時はごめんよ・・・」
そんな特別な感情をたずさえながら洗車が出来る機会なんて、この時以外には無いのですよ。
それはとても貴重な時間なのです。
そして洗車が終わって最高に美しい姿となった愛車の最後の勇姿は、
生涯忘れられない思い出として強く記憶に残るでしょう。
愛車の外装だけでなく内装の写真も撮っておこう
思い出として写真に残すことはとても大事なことです。
ぜひ最後に愛車の勇姿をカメラに収めておきましょう。
しかし・・・
愛車の『外観』については旅行に行った時などに、知らず知らずのうちに撮影しているものですが、意外に内装の写真は少ないと思いませんか?
そうなんです。
よほどのクルマ好きでない限り、内装の写真はあまり撮らない(撮っていない)のが普通です。
しかし良く考えてみて下さい。
あなたは愛車で1番多く見てきた部分はどこですか?
それは内装ですよね。
スピードメーターだったり、
エアコンのスイッチだったり…
運転をしている時、視界に入っているのは外装ではなくて内装なのです。
内装は思い出の宝庫なのです。
実際に自分も先代の愛車とお別れをした時に内装の写真があまりにも少なくて後悔したという経緯があります。
ですから内装の写真は忘れずに撮っておきましょう。
愛車のプラモデルや模型を購入する
今回自分はまだ購入していませんが、以前愛車との別れの時に自分が乗っていた車のプラモデルを購入したことがありました。
これが想像以上に悲しみを軽減してくれます。
まるで愛車の魂がプラモデルに乗り移ったかのような印象を受けます。
そして、
いつまでも自分の手元に愛車がいてくれるという安心感や安堵感が得られます。
悲しみを軽減するにはこういう方法もありますよ。
その他の注意点など
ナビなどに記録されている個人情報は消しておこう
ナビに自宅や住所・電話番号などの個人情報を登録していた場合は、必ず消去しておきましょう。
忘れ物がないか確かめよう
トランクその他、グローブボックスなどの中に忘れ物はありませんか?
最後に確かめておきましょう。
もしかしたらシートの下にも何か落ちているかもしれませんよ。
それから、CDがプレーヤーの中に入っていないかどうかも確認しておきましょう。
今の時代、CDプレーヤー付きの車両は少ないですが
別れは出会いの始まりであること
ここで少し私的な話を交えながら話を進めさせて頂きますが、
今回手放したクルマは、
『H19年式トヨタ”クラウンアスリート”』で、約7年間乗ってきたクルマです。
手放した大きな理由は、経年劣化です。
修理・車検費用が意外に多く掛かる見積もりでしたので
しかも登録から13年経過して自動車税がアップしましたし・・・
それからもう一つ、
旧年式高級セダンはDQN御用達のクルマ化してきたこともあり、自分も乗っていて同類に見られるのがストレスになってきたという理由もあります。
普通に乗ればいいクルマなのですが・・・
ちなみに自分のクラウンはフルノーマル、
運転は職業柄もありますが至って穏やかな安全運転指向です
まあ、そろそろ引退の時期だと考えていました。
自分にとっては生涯6台目のクルマでした。
旅行が趣味の自分にとって、このクルマは長距離でも非常に快適で疲れにくく、片道6時間程度の運転ならば全く苦にならないクルマでした。
このクルマには本当にお世話になりました。
ですからなおさら悲しいのですが、
だからといっていつまでも悲しんでいるわけにはいきません。
「別れは出会いの始まり」
なのです。
極端な話、
自分という存在がある限り、また新しいクルマで思い出を作っていくことができるのです。
そう考えれば、手放したクルマへの思いは、悲しみを通り越して感謝に変わってくるものです。
おわりに
クルマは単なる機械や道具ではありません。
生活に密着したパートナーです。
それからクルマは、
思い出の製造機であると思います。
ですから、別れは悲しいものです。
特にクルマが好きな人や、またはそのクルマに特別な思い入れがあった場合はなおさらでしょう。
大事にしていたとしても、いつかは必ずそういう日が来ます。
それは避けては通れないことです。
しかし前項でも述べましたが、
「別れは次のステージへ行く為の扉である」
と考えれば気持ちも楽になってくるはずです。
「最後は最高の敬意を払って見送ってあげる」
ということをすれば、自分の気持ちの整理もつくでしょう。
最後まで愛車は大事にしてあげましょう。
きっと愛車も喜んでくれるはずです。
さて、
自分も気持ちを新たにして、
次の愛車は何がいいのかを考える楽しみに浸りたいと思います。
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では今回はここまでとさせていただきますね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。