ほるべー隊長のブログ

「クルマでの喫煙」タバコの煙が車内にこもりにくい窓の開け方

どうも、元愛煙家のほるべーです。

以前は1日20本くらいモクモクやってましたが、今は禁煙しています。

でも今回のお話は、

「クルマの運転席で喫煙をする時はどこの窓を開けたら煙が効果的に外へ排出されるのか」

 

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愛煙家だった頃に様々な方法を検証したことがあります。

自分はタバコは好きでしたが、ニオイが車内や部屋に充満するのがイヤでして。

 

 

では早速解説していきましょう。

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効果的な窓の開け方

効果的な窓の開け方を2つご紹介します。

実際に検証済みです。 

 

「運転席」と「運転席の後ろの席」の窓を開けると良い

「運転席」と「運転席の後ろの席の窓」を開ける。

これが最も効果的で車内にニオイがこもりにくい方法です。

※しかし2シーターや軽トラックなど後ろのドア自体が無いクルマでは無理なので、あくまでも4枚ドアのクルマでのやり方と考えて下さい。

 

ちなみに、よく他のブログなどで紹介されている、

「対角線の窓を開ける」という方法ですが、喫煙中は全く効果が得られないどころか逆効果です。後ほど詳しく解説します。

 

「運転席と運転席の後ろの席の窓を開ける」のが1番良い方法なのです。

この開け方は気流の関係で煙は車内を循環しにくくなり、

タバコの煙は運転席の窓から直接外へ排出されていきます。

つまり、煙が室内の内装に付着しにくくなるのです。

 

注意点として、

なるべくタバコを持つ手は窓付近にあると良いです。

それから、

エアコンの吹き出し口の設定は足元モードにすると良く

目の前からの送風モードでは煙がエアコンの風に乗ってしまい、車内全体に行き渡ってしまう結果になりますので良くありません。

 

ただし、この開け方は”走行時”にはとても有効ですが、停止時はそれほど効果はありません。

 

なお窓の開閉の量ですが、全開にすると外からの流入の勢いが増して煙が車内を循環しやすくなる為、良くありません。運転席の窓は約10〜20㌢くらい、後席の窓はそれよりもやや多目に開けると効果的です。

 

サンルーフを開ける

最高の煙対策です。

まあ、これもサンルーフ付きのクルマでないとダメですが、まるでサンルーフが換気扇の吸い込み口のように煙が抜けていきます。この場合、運転席と助手席の窓を少し開けると、より効果的に煙が排出されますよ。

 

あまり効果が期待できない窓の開け方

実際に試してみて「効果が無かった」or「あまり効果が期待できない」開け方をご紹介します。

 

「対角線の窓」を開ける方法は喫煙中は逆効果

先ほども触れましたが、

「運転席の窓と助手席の後ろの窓を開ける、またはその逆」

という方法は、実は良くない開け方です。

他の記事などを見てもほとんどがこの方法を推奨しているのですが・・・

しかし、

はっきり言って喫煙中は逆効果です。

全くダメです。

実際に試してみるとわかります。

 

なぜダメなのかと言いますと、この開け方は基本的にタバコの煙は後席の窓から外へ排出されます(気流によっては助手席の窓から排出される場合もあります)。

ということは・・・

この方法では煙が直接外へ排出されるのではなく、排出されるまでに必ず室内を通ることになります。

結果、車のシートや内装にタバコのニオイがどんどん付着してしまうのです。

 

タバコの煙をなめてはいけません。

触れた瞬間に、即、ニオイは染み付きます。

自分も数種類の車でこの方法を試してみましたが、全然ダメでした。

喫煙後は車内がタバコ臭で充満してしまいます。

 

大手自動車関係のブログなどでは、この方法が最適だと説明していますが、彼らは本当に実証実験を行ったのか疑問です。

 

ただし、すでに車内に煙が充満してしまい、換気をしたい時には有効です。

それでも内装に染み込んだ臭いはほとんど取れませんが・・・

 

「運転席」だけの窓を開ける

多くの人がやっている方法だと思いますが、これでは効率的に煙は排出されません。

外からの新鮮な空気は入りますが煙は排出されにくいのです。

風向きなどによっては外からの空気に煙が押されてしまい、結果的に車内に充満してしまいます。

ただ、停止時ならば外の風向き次第ですが、効果ありです。

総合的に考えると「開けないよりはマシ」というレベルです。

 

「運転席」と「助手席」の窓を開ける

これも運転席の窓だけ開けるのと大差ありませんし、車内の空気の流れが乱れることで煙自体が好き勝手に車内を循環してしまいます。

「排出方向への流れ」と「きちんとした煙の通り道」が出来ないのです。

まあ「運転席だけ開ける」と同様に、開けないよりまずいぶんマシですが。

 

「4つの窓」全部開ける

イメージ的にはかなり効果が期待できそうですが、これだと車内で空気が巻くような流れになり、効果的に排出されません。

車内は乱気流状態で煙とニオイはシートや内装などにドンドン付着します。

そもそも外からの風の流入が気になり、落ち着いてタバコを吸えません。

 

なるべく煙を車内にとどまらせないことが重要

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タバコのニオイはすぐに付着します。特に布製品であるシートや内装はニオイを吸収しやすいと言われてます。

これが車内のタバコ臭の元凶なんです。

ですから、

なるべく煙を車内に循環させないよう、いかに直接外へ排出させるかが重要です。

ご紹介した「運転席と運転席の後ろの席の窓を開ける」方法は、煙が車内を循環せずに直接運転席の窓から排出されるので、サンルーフを開ける方法を除けばこれが最も効果的です。

それから、いずれの場合もエアコンの空気の取り入れは『内気循環』ではなく『外気導入モード』にしましょう。

 

まあ、これらの方法でも多少車内にニオイは残りますが・・・

 

※ ※ ※ ※ ※

 

最後にまとめると、

①運転席の窓は約10〜20㌢くらい、後席の窓はそれよりもやや多目に開ける

②エアコンの吹き出し口は足元モード

③なるべくタバコを持つ手は窓付近に

 

この3つがポイントになります。

愛煙家の方はお試し下さい。

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ではまた!