ほるべー隊長のブログ

「冠攣縮性狭心症」退院後、初めて一人での長距離運転。特に気を付けた事などの報告。

どうも、冠攣縮運転手のほるべーです。

先日、退院してから初の!一人長距離ドライブをしてきましたので、報告です。

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まあ、長距離といっても片道3時間ですけどね。

以前の自分なら片道6時間以上を長距離運転と勝手に定義付けていましたので、とりあえずその半分ですね。

とりあえず徐々に慣らすということで(笑)

 以前、「この病気でも運転は大丈夫」という記事を書いた手前、何かトラブルがあったら嫌だな〜という気持ちや不安も少なからずありましたが、自分を信じて運転してきましたよ。結果を言いますと、全く問題無しでした。

↓ その記事はこちらです

 horube.hatenablog.com

 ただ、やはり病気になる前とは違い、特に気をつけたことがありますから今回の記事はそのご紹介になります。

 

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まず今回のドライブは、プライベートや旅行ではありません。

仕事での移動です。

仕事上、どうしても1年に1回は出席をしないといけない研修会です。それは資格の更新という大事な意味もありまして、毎年出席しているものです。

東北六県のいずれかで開催するのですが、今年は多少遠方になってしまいました・・・

ですから”気楽な旅行やドライブ”という状況ではありませんでした。

 ニトロの携帯する量は多いくらいがちょうどいい

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まずはこれです。

キングボンビー退治の特効薬、ニトロです。

これがあれば全く問題無し、我々狭心症患者には絶大な信頼がある逸品です。

他の患者さんは普段どのくらいの量を持ち歩いているのかわかりませんが、自分の場合はおそらく少ない?ですが普段は3錠携帯しています。最近あまり発作がなく調子良いもので・・・

しかし今回は遠出のドライブで、しかも一人ですからね。

何かあったらマズいので、日帰りにしてはかなり多いですが10錠携帯しました(笑)

さすがに多過ぎですよね。

でも、これでいいんです。

そのかわり安心感は大きかったですよ。

ニトロは1回の発作につき1錠では足りず、時には2錠以上使うこともありますから、多い事にこしたことはありません。実際に自分も過去に大きな発作に見舞われた際、1錠では抑えきれずに2錠出動したことがありましたからね。

とにかくたくさん持っていきましょう!

それだけで安心感ハンパないです。

この病気は精神的不安という要素が発作の引き金になるケースも多いですからね。

「しまった!ニトロを忘れた・・・」

という最悪の事態だけは避けましょう。

”時間には「超」余裕を持つ”ことが大事

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実は今回の移動時間、通常であれば2時間半弱で到着できる距離ですが、結果的に3時間かかりました。というより「3時間かけました」と言ったほうが正解かもしれません。

それだけゆっくりのんびり、約30分おきに休憩を取りながらドライブしましたよ。なるべく身体への負担が蓄積しないように。

そうは言っても、制限速度より遅いと他のクルマの迷惑になりますから速度に関してはいつも通りなのですが、とにかく休憩を多く取ることを心掛けてみました。

それよりも重要なことが、

到着予定時間を普段よりも早い時間に設定したことです。

今回の研修は10時開始で、通常の移動時間は約2時間30分。30分程度の余裕を持って到着するならば、会社を出発する時間は研修開始時刻の約3時間前、つまり7時ということになります。しかし今回は、いつもより休憩を多く取りながらのんびり運転するつもりで運転時間は3時間と決めていましたし、しかも1時間早く到着する予定にしてみました。ですから今回の出発時刻は6時でした。

なぜこんなに余裕を持たせたかと言いますと、万が一途中で発作が来た場合、ニトロで治療する時間的余裕が欲しかったからです。発作が来た場合はそのまま運転を続けることは困難ですから、必然的にニトロ投与で発作が治まるまで運転を中断して休む時間が必要になります。その「たっぷりある時間」というものが、自然とストレスを緩和してくれるのですよ。

簡単に言いますと、

「時間はたっぷりあるのだから、よほどの事がない限り遅刻はしない」

という心の余裕が大きな安心感を作りました。

時間に追われて運転することは想像以上にストレス負荷がかかるものですからね。

ストレスを極力ためない運転をする

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やはりこの病気、発作にはストレスが大きく関係していますので、なるべくストレスをためないような運転をすることを心掛けてみました。

特に今回気を付けたのが、

「煽られ気味の場合は速攻で譲る」ことです。

やはり今回も何台かいました。やたら車間を詰めてくる不届きな輩が・・・

まあ、完全に煽ってくるのではなく、異常なほど車間が近いということですが。

しかし、どうしてそんな運転になるのでしょうね?

危険やトラブルに発展する確率が上がるだけなんですが。

おそらく「バカ」なんでしょう(笑)

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話はそれますが、そんなバカタレどもを研究した記事もありますのでお読み下さい ↓

 horube.hatenablog.com

 話が脱線してしまいましたが、とにかくそんなバカに後ろを走られたんじゃ、いつ追突されるかわかりません。そういう輩は高確率で事故を起こすという典型的な危険ドライバーであるし、いわゆる「ヘタクソ」な運転しか出来ないわけですからね。こちらとしてはハラハラドキドキ、相当なストレスですよ。

ですから、そんなクルマはいつも以上にさっさと譲ることにしました。

おかげでストレスも少なく、快適なドライブでしたよ。ただ譲った後に、今度はもともと自分の前を走行していたクルマが”そいつ”に煽られていたのが気の毒でしたが・・・

ごめんね

気をつけるポイントを抑えれば長距離運転だって大丈夫

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今回は一人という不安の中、片道3時間の道中でしたが、このように気を付けて運転すれば大丈夫ということがわかりました。

次は片道5時間程度の運転にチャレンジしてみたいと思います。

ただし、片道3時間以上の運転というのは健常者にとっても少々キツい距離ですから、決して無理はしないで下さいね。

とにかくまとめると、

◯ニトロ多め

◯時間に余裕を

◯ストレスためない運転

この3つですね。

それから、前日のお酒は控えめに(笑)

ということです。

これを守っていれば大丈夫でしょう。

 

では今回はこの辺で失礼します!

皆様も安全・快適ドライブを!