ほるべー隊長のブログ

『煽り運転』の正体と対策のお話

どうも!煽り運転対策室のほるべー室長です。

いつかこの対策本部作ってみたい

 

煽り運転(怒)

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 このネタで連日テレビは大にぎわいですね。

まさに煽り運転大豊作って感じ。

 

しかしワイドショーなどを見ていて思うのですが、

単に煽るシーンや暴力を振るうシーンなどを繰り返し放映したあげく、

「加害者って他にもこんなに悪いことや迷惑かけることをやっていました!」 

「こんなヒドイ人間なんですよ〜〜!」

ドヤっ!

 

ハイ、みなさんも煽り運転に気をつけましょうね。

終了。

では次の話題です。

 

って感じじゃないですか!?

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確かに煽り運転の対策法など多少はやっていますが、

とにかく加害者をパパラッチ並みに追いかけて私生活を丸裸にし、

面白おかしくドラマのように報道する・・・

というふうに見えてしまうのですよ。

単に視聴率が取れればいいのだろうが

とにかく、この社会問題レベルまでになっている煽り運転を本気でどうにかしようという姿勢があまり感じられません(怒)

 

 なればこそ、

視聴率稼ぎとは関係のないほるべー隊長の出番が来たのかもしれません(笑)

とは言ってもたくさんの人に読んでもらえることを切に願います。

まあ、安全運転がテーマのブログですから触れないわけにはいかないですし

さて、

煽り運転などの事例は今に始まったわけではなく昔からありましたが、

ドライブレコーダードラレコ)の普及によって煽り運転の映像を記録、公開できるようになってからその存在や実態が広く知られるようになりました。

これはドラレコ普及がもたらした産物ですね。

そういう点ではワイドショーなどの功績も大きい

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ということで、 

今回は煽り運転について心理学の観点から原因などに迫り、防衛策などを紹介していきたいと思います。

一応ほるべー室長は、

交通心理学が専門ですので(^^)

 

煽り運転は交通事故と同じく”場合によっては命に関わります”

今や道交法違反の範疇を越えて、

傷害・殺人事件にまで発展してしまうケースもありますから・・・

 

この厄介な”魔物”の正体を暴き、身を守る術を身につけよう!

が、今回のメインテーマです。

 

 人はなぜ煽り運転をするのか?

仕返しの感情が主な原因

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煽り運転誘発の原因は、

ほとんどがこれだと言われてます。

 

「やられたからやり返す」

 

しかも運転という特殊な作業(ストレス負荷が大きい)の中では、ちょっとしたことでもキレてしまう傾向が強いのです。

 

具体的なケースとして・・・

①クラクションを鳴らされてカッとなり煽り・危険運転をする。

 

②合流などの場面で、多少無理なタイミングで自分の前に車が入ってきたから頭に来て煽る。

 

③追い越し車線なのに前車が遅い。しかも道を譲らないから抜かした後に仕返ししてやろうと考える。

 

④青信号なのに前車が発進しないから頭に来て発進後にしばらく煽る。

 

⑤前車が流れよりも遅い速度で走行していることに腹を立てて煽る 。

 

⑥後車が自分を追い越したこと(一般的に危険とは言えない追い越しの方法)が許せなくて仕返しをする。

 

などなど・・・

実は列挙した順番に意味があるよ

みなさん考えてみてね

答えは後ほど

 

挙げればたくさんありますが、

とにかく”やられたことへの報復”をすることで、

傷ついた尊厳の回復や、

やられたことによるストレスの解消、

その他精神的な安定を図ろうとするのです。

そんな感情が煽り行為などにつながっていきます。 

 

しかし何も思い当たる原因がないのに煽り行為をしてくるクルマもいます。

それは異常運転者と呼ばれるタチの悪いドライバーが運転している可能性が高いです。

後ほど説明します。

 

感情のコントロールができない人は危険

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前項で挙げたような行為をされれば

誰だって多少は頭に来ますし、

それまでの平穏な感情が揺らぐこともあるでしょう。

しかし怒りの感情を抑えることが出来れば、その後は何も起きません。

けれどそれが出来なかった場合、

煽り運転や、暴行・殺人事件にまで発展してしまうことがあるということですね。

 

確かに、

もともと『気が短い人』や『すぐにキレる人』

などは要注意であることに間違いはありません。

おそらくそういう人は、

①の「クラクションを鳴らす」

だけでブチ切れるでしょう。

しかし、

普段は穏やかな人でも

『イライラした状態』であれば、

それらの行為が引き金となり、煽り運転などに発展することも多々あります。

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それから、運転すると自分が強くなったような感情が芽生えます。大きいクルマや高級車ならばなおさらです。

 

誰でも「加害者」になる危険性がある

ところで、

あなたは大丈夫ですか?

加害者になる要素はありませんか?

ほるべー隊長も大丈夫かな・・・

 

ここで、

前述したケース①〜⑥をもう一度ご覧ください。

①クラクションを鳴らされる。

 

②合流などの場面で、多少無理なタイミングで自分の前に車が入ってきた。

 

③追い越し車線なのに前車が遅い。しかも道を譲らない。

 

④青信号なのに前車が発進しない。

 

⑤流れよりも遅い速度で走行している 。

 

⑥後車が自分を追い越した(一般的に危険とは言えない追い越しの方法)。

 

並べた順番には意味があると言いました。

みなさんおわかりですか?

なぁ〜に、単純なことです。 

 

数字の番号が若いほど、

煽り爆弾が爆発する可能性が高い

ということです。

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まあいろいろなケースがありますし、データ分析をしたわけではないので完全な信頼性を得ているとは言えませんが、自身の仕事で得た経験や事例の多さ、研究者などの意見を反映させるとこうなりました。

 

ここで、

”今現在のあなた”は、

実際にどの行為までは我慢できそうですか?

〜①までへっちゃらですか?

当然人によっても違ってきますが、

同じ人間でもその時々によって違ってくるのですよ。

家庭のことでイライラ

妻とうまくいっていない・・・

旦那が(怒)

子供が言うことを・・・

仕事がゆううつ・・・

などなど

つまり、

いつもの自分ではない時だよ!!

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特に④あたりでも我慢できない場合は要注意です!

逆に、あなたが危険・煽り運転の加害者になってしまう可能性だってあります。

 

具体例を1つ挙げましょう。

とても急いでいる時だと前のクルマが邪魔に思えてきますよね?例えそのクルマが遅いわけでなく、流れに乗って走行していたとしても。

ですからこの時のドライバー心理は

「自分は急いでいるのに前のクルマは何なのだ、邪魔だ!」

という感情になり、結果的に車間を詰めた運転になってしまうこともあります。

 

そんな時こそ要注意なんです。

 

異常運転者など

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常人では考えられないような思考を持つ輩がいます。

自分もよく妻に異常者と言われるけど

まさにワイドショーの格好のネタになる存在。

 

そんな些細なことでキレるの?

なんでそんな考えに至るの?

というように、

普通の感覚の人には全く理解不能な存在。

できれば関わりたくないですね。

 

以下、ありえないような体験談をご紹介します。

これはすべて仕事の中で聞いた話です

常識では考えられないような行動ですよ

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「信号待ちの時、並んで停まっていたとなり車線の運転手と一瞬目が合っただけで、その後執拗に煽られた」

 ガンを飛ばされたと勘違い?

 

「横断歩道を渡っている歩行者がいたので停止していたら、後ろからきた車がなぜかクラクション、そして発進した後は煽り運転

歩行者よりクルマ優先の考え方? 

 

「交差点直進時、対向右折車に道を譲ったら後車がブチギレ」

 確かに優先順位はこちら側ですが・・・

 

「前が詰まっていてどうにもならないのに、しつこくパッシングしながら煽りを繰り返し、道を譲ったら前車にも同じことを始めた」

 1台1台どかすつもりか?

 

「市内を流れに合わせた速度で走行していたら、めちゃくちゃ煽られた(原因不明)」

急いでいた?ウ◯コもれそう? 

 

 まだまだありますが・・・

 

こんな意味不明な輩がいることも事実です。

ほるべー隊長も何度か運転中に出会ったことがあります。

 

このような異常な行動をとるドライバーは、

自律神経に異常をきたしている人

煽り行為そのものを楽しんで行う異常犯罪者

ウ◯コがもれそうな奴

の、どれかでしょう。 

 

そういう連中はおそらく話し合いなど通用しませんし、何をしてくるかわかりません。

『早々に道を譲る』『とにかく近寄らない』

という対応をおすすめします。

これが一番です。

 

煽っているつもりは全くないが異様に車間距離が近いドライバー

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実はこういうドライバーは非常に多いです。

ほるベー隊長も、これまでホントにいろいろな人の助手席に乗り、しかも実際に毎日クルマを運転していて思うことがまさにこれです。

こんな仕事しているから余計に思うのかもしれない

 

煽っているわけではないのだが、アナタなんでこんなに近いの? 

 

なんて言いたくなります。

 

やはりそれには理由があります。

直接当事者とお話をして(カウンセリングなど)特に女性に多かった理由が、

①「車間距離というもの自体、あまり意識したことがない」

②「前のクルマとある程度近くないと不安に思う」

 というものです。

 

①に関しては完全に知識不足といいますか・・・

適切な車間についてもっと勉強しましょう

安全と危険について考えてみよう

 ですが、

 

なんとも不思議なのが②です。

自分なら車間距離は近いほうが不安が大きいですが、そうではない方々もいらっしゃるようで。

どうやら、

女性特有の気持ち?

なのでしょうか。

離されると不安になる感情らしい。

「どこまでも貴方についていきます」

 と言われているようで、

男性にしてみれば嬉しい発言ですが

交通場面ではやめてくれって感じですね〜。

まあ、男性には理解できませんが、

この話ほんとですよ

理由をご存知の方、教えて!

 

反対に男性に多く見られた意見が、

①車間距離があると割り込まれるから

②そもそも自分は車間距離は近くない

という意見です。

 

①に関しては、確かに一理あると思いますが、

「別に割り込まれてもそれほど危険がなければいいじゃん」

って思ったほうが無理に車間を詰めるより結果的に運転もしやすいし安全なのに・・・

なんかココロが狭いな〜

1台が前に入ったから自分の到着時間が大幅に遅れることはありません。 

とも思います。

 

実は、安全も確保して前車にプレッシャーを与えずに割り込みもされにくいという魔法の車間距離があるんですよ。

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簡単に言うと

前車との距離を”時間”に置き換えて2〜2.5秒の距離を取るのがベスト。

と言われてます。

別の機会で詳しく説明しますね。

 

次に②の、

「そもそも自分は車間距離は近くない」

に関してですが、これは運転席特有の感覚というか、錯覚があります。

運転席からだと、十分な車間距離に見えてしまうトリックです。

 

なぜか?

 

運転席に座る運転手はいつでもブレーキが踏めるし、”自分が操作しているからこそ”の安心感がある為です。

実際にかなり車間が近づいてもそれほど危機感は感じません。

 

それに対して助手席などに座る人は自分ではこのクルマを制御出来ない不安感から、車間距離を短く感じてしまいます。

 

相手への信頼度によっても変わってきますが。

 

このように

ドライバーとしては車間距離はだいぶ広く取っているつもりでも、実際には近い。という事象が発生します。

 

やはり車間距離は感覚重視ではなく、

”時間”を計るなどして正解な距離を取るようにすることが大切です。 

 

いかがでしょう?

この人達は決して煽り運転や嫌がらせをしようと思っているわけではなく、単純に車間距離が近くなってしまっているパターンです。

でも、

結果的に車間距離が近いということは

相手の感情を刺激しやすく、”仕返し”などのトラブルに巻き込まれる危険性があるので、

心当たりがある方は見直したほうがよいです。

 

「煽られやすい車種」と「煽られにくい車種」

 世の中いろいろなクルマが走っていますが他者は、

無意識に乗っている人の強さやステータスをイメージしてしまうという事実があります。

 

例えば、このクルマ

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泣く子も黙る

メルセデスベンツSクラス。

”貧乏人は道をあけろエディション”

 

みなさん、どんな印象を持ちます?

とてもじゃないけど優しそうなマイホームパパが乗っているようには思えませんね。

どちらかというと”怖い人”が乗っているイメージがあります。

煽ろうなどと考える人はいないでしょう。

 

他にもこんなクルマ ↓

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ご存知世界のトヨタ

アルファー怒。

”休日イオンモール無敵エディション”

 

いつもフロントマスクが怒ってます。

すんごい迫力。

誰も煽りません、というか近寄れません。

 

 

では、これはどうですか ↓

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ダイハツの軽自動車、ミラ。

”人畜無害エディション”

 

とても親しみやすいルックス。

なでなでしてあげたいくらいに

”のほほん”とした印象ですね。

いかにも優しい人が乗ってそう・・・。

いや、

言い換えると

とても弱そうな人が乗ってそう!

 

ある大学の心理学専門の教授が調査した結果では、

『白い軽自動車』が一番煽られやすいとか。

なんとなく納得できます。

 

ここでほるベー隊長の実体験を1つ。

ほるベー自慢の軽ワゴン

エブリィポンコツエディション”国道を時速60kmで走行していた時です。 

 パワー無いから60㎞出すのも大変なのさ・・・

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後ろからエライ勢いで国産SUVが近づいてきて車間距離ビッタリ!

すでに車体を左右に振って、

典型的な煽り運転。 

「これは早々に譲ったほうが良いな」

ということで早めに左ウインカー出して譲り、危険回避。

その煽りSUVは渾身の加速をかましながらほるべー号を抜き去ったのですが、

実は前には超怪しげな黒塗りBMW7シリーズが悠々と時速60㎞走行しているのですよ。

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さて、煽りSUVよ、どうするのか?

 

案の定、ホントにわかりやすいくらい大人しくなり、車間距離たっぷり走行に切り替えました。

動画で記録しておきたかった

 

まさに行動心理学の基本通りの典型的なサンプルに感動です。

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「自分よりも相手が強いと察した場合、自分から喧嘩を吹っかけたりすることはない」

これ、基本原則です。

煽りSUVにしてみたら、

ほるベー軽自動車は「弱そう」で、

高級外車BMWは「強そう」

に見えたのでしょう。

 

煽り運転をする動機の1つに、

「相手を自分に服従させる」

「自分より弱いものには徹底的に攻撃をする」

という心理が働くことがわかっています。

 

まさに車種を見て判断しているわけですね。

 

最後に余談ですが、

ほるべー隊長はこんなクルマにも乗っています↓

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トヨタクラウンアスリート

”ほるべーエディション”

 

まず、煽られません。 

 

煽り運転の対策方法 

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煽り運転被害に遭わないようにするためにはどうしたらいいのか』

やはりみなさん、これを知りたいのではないでしょうか?

しかしここまで読んでいただいた方ならば、対策法はもうお分かりだと思います。

 

 なるべく相手を刺激しない運転が大事

煽り運転を誘発させる原因のほとんどは

被害者側にあることは前述した通りですね。

後車が速いのに譲らない

長めのクラクションを鳴らす

パッシングをする

無理な合流をする

前車に車間を詰めて走る

青信号で速やかに発進しない

ずっと追越し車線を走行

異常に遅い速度で走行

などなど・・・

どれもこれも相手の感情を刺激して、

煽り運転へのスイッチを押してしまう運転行動です。

もちろん普通の人であればこれくらいでキレたりはしませんが、

導火線が短い人間はどこに潜んでいるかわかりません。

とにかく、

相手をイラつかせる運転行動をしなければ良いのです。

 

補足ですが、

「今のはちょっと無理なタイミングで合流しちゃったな・・・」

なんてこともあるでしょうし、

自分では迷惑とは思わないタイミングでの合流だったとしても、

相手はどう感じるかわかりませんので、

いわゆる

サンキューハザード

を習慣にしましょう。

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これだけで相手の感情はだいぶ静まります。

 

それからクラクションについてですが、

当然、危険回避時は使用もやむを得ませし、

信号発進などで前車の発進を促す場合に(前車が青信号に変わったことに気付かない)使用することもあるでしょう。本来、道交法では危険を避ける時以外の使用は禁止だよ。発進を促す場合でも極力は使用を我慢したほうがいいね。

ラクションは鳴らす時間が長いほど、相手に怒りを蓄積させます。

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やむを得ず使用する時も、

必要以上に長めに鳴らしたり、何度もしつこく使用しないようにしよう。

 

速いクルマや車間を詰めてくるクルマは早めに譲ろう

『後車が異常に接近してくる』

 

そもそも、

そんな行動を取ってくる時点で相手のドライバーは異常と思いましょう!

『さっさと譲る』

煽られかけた時の一番の対処法がこれです。

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”わざとノロノロ走って仕返し”するという人もいますが、

逆効果です。

時間が長引くに比例して相手の怒りも増大していき、

煽り運転がドンドンエスカレートしていくことも考えられます。

 

ドラレコの効果は?

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全国的に普及しつつある

ドライブレコーダー

結論から言いますと、

付けておいたほうがよいです。

なぜなら、

煽り運転被害を証明するときに有利になるからです。

動かぬ証拠ということですね。

それで犯人逮捕に至るケースも増えているね

 

相手がドラレコを装備しているということに気付けば、

抑止力という点でも効果は期待できるでしょう。

煽り運転を映像で記録され、

メディアなどによって世間に晒されるというリスクは大きいです。

 

こんなステッカーもありますね↓

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最近貼っているクルマ、増えましたね。

これが付いてるクルマの後ろを走るのってなんか嫌ですね。

たとえ何にも悪いことしていなくても。

妙な緊張感ある・・・

 

これに関係する実験が海外(米国)でありまして、

わざと後ろの見えるところにを置いておくと煽られなくなるそうです。

そりゃ銃だからね〜

 

ただし、

海外の別の研究グループ(フィンランド?だったと思う)によると、

煽り・危険運転は『許さない』的なステッカーを貼ったクルマは、

逆に異常運転者の興味の対象となることがあるらしく、

煽られる事例が減らなかったという報告もあります。

ステッカーの文言に対する仕返しの心理が働くのだろうね

 

『銃』と『ステッカー』

では効果が違うのかもしれません。

 

ちなみにほるベー隊長は、そのようなステッカーは貼っていません。

そのうち貼って実験してみたい

なぜなら、

『相手を刺激しない運転』をしていれば被害に遭わないからです。

それに、かっこ悪い(笑)

基本的にクルマにステッカー等は貼りたくない性分ですので。

 

ということで、

ステッカーについてはもう少し今後の動向や効果を見る必要があると言えます。

 

相手が車から降りてきた場合の対処法

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これについてはメディアなどでも解説していますが、

①すぐドアロック。

②絶対に窓は開けない。

③そして相手がしつこいようなら110番通報。

この3つは鉄則です。

クルマのガラスは想像以上に頑丈です。

そう簡単に割れません。

そして完全無視。

まさに恐怖の時間ですが、

大抵はこれだけで相手も諦めるでしょう。

ただその際、

相手は相当にトチ狂っている状態ですから、

クルマを叩いたりヘコまされたりすることも考えられます。

ドラレコが無い場合は、相手のナンバーや車種などを記録しておくと良いです。

 

他にできる対処法として、

『窓ガラスは開けずに謝り続ける』

『110番の電話を掛ける(相手にわかるように)』

こんな方法があります。

『謝る方法』は、相手の感情を鎮める方法です。

相手もひとしきり怒り狂って、なおかつこちらも謝る態度を示せば、

相手によっては案外早く”恐怖の茶番劇”は終わる可能性があります。

ただし!

異常者の度合いが高いほど、

『自分より弱いと判断した者を服従させたい』

という感情が強いですから、

謝るという行動は相手を調子づかせてしまうことにもなりかねませんし、

結果的にこのやり取りが長引いたり、終わりを迎えない可能性もあります。

そんな相手ならおそらく、

「窓を開けろ!」と要求してくるでしょう。

けれど窓は開けないようにしよう!

危険ですから。

とにかく、

高速道路では長引くほど後車からの追突の可能性が大きくなり、大変危険です!

様々な観点から考慮して、

この方法はあまりおすすめできません。

 『電話をする方法』

これは相手にも一定の恐怖を与える行為(警察に逮捕されるのではないか、など)として、有効になります。

前述した謝る方法とは解決へのアプローチが違います。

ですから、

「どこかに電話をしている」

「警察を呼んでいる」

という行動を相手に見せれば良いわけです。

それだけで相手は怯みますよ。

 

しかし!

中には本当に危険な奴もいます。

もしも相手が鉄パイプやバールなどの凶器を持っていれば、

窓ガラスは割られます!

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110番をしても警察は間に合いません。

そんな場合は隙をついて逃げることも必要です!

当然すぐに110番しよう!

そもそも高速道路上であれば、

走行車線で停止すること自体が命取りですから。

高速道路ならばサービスエリアや料金所に駆け込もう!

 

 

この章のまとめ(対策法)として、

①ドアロックして窓は開けない

②完全無視

③110番通報

④凶器を持っている場合に備えて逃げる準備をしておく

 

一般的にこの対処法がベストであると考えます。

 

まとめ 

いかがでしたでしょうか?

他人の”怒りの導火線”は

どこにあるのか、

どれくらいの短さか、

それはわかりません。

 

ですから、

その導火線に火を付けてしまわないよう、

常に予防線を張って運転することが大事です。

 

それから、

すぐに煽り運転をする人だけでなく、

煽られやすい人もいることがおわかりいただけたのではないでしょうか?

ぜひ煽られにくい運転方法にスイッチしましょう。

 

やはり煽り運転に限らず、

運転は自己の感情をコントロールできるかどうかということが大事であると考えます。

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煽り運転の正体を理解して、

煽られない、

煽らない運転を目指しましょう!!!

 

最後までお読み頂き、

ありがとうございました。