『煽り運転防止ステッカー』を貼っているドライバーは運転マナーが悪い確率が高い?という仮説
どうも、煽り運転対策室のほるべー室長です。
相変わらず煽り運転、大ブームですね。
というより、ガチな煽り運転よりも異常なほどに車間距離が近いクルマが多いというのが現実ではないでしょうか。最近は煽り運転の定義が曖昧になっていまして、単に車間距離が近いクルマも『煽り運転』と呼んでいるケースが多いですね。まあ、危険であることに変わりはありませんけど。
自分は毎日クルマを運転していますが、必ずと言っていいほどそんな異常な運転者を見ます。
なんでこんなに短い車間距離なんだろう?
はっきり言って、そんなドライバーには疑問しかないんですよね。
「このドライバー、車間距離が短いことの危険性を理解していないのではないか?」
「この距離でも何とも思わないのだろうか?」
「前車が急停止したら間違いなくアンタは追突だよ」
「事故を起こして初めて車間距離の重要性に気付くのだろうな」
そんなことを考えてしまいます。
さて、毎日そういったドライバー達を眺めていてふと気付いたのですが、流行の『煽り運転防止ステッカー』なるものを貼っているクルマがとても増えてきました。
「ドラレコで録画してるぞ。煽るなよ!」
という後車にプレッシャーを与えるステッカーですね。
しかし、今回のテーマでもありますが、
そのステッカーを貼っているクルマの交通マナーが非常に悪いように思うのです。
そう思うのは自分だけでしょうかね?
ただし現段階では、これはあくまでも自分の主観に過ぎません。
もしかしたら
「たまたま、偶然」だったり、
「単にそんな気がする」
というだけなのかもしれません。
本来ならば確たる検証をした上で記事にすべきところですが、今回は『仮説』ということで勘弁して下さい。
そのうち本格的に調査してみようと思いますので。
煽り運転防止ステッカーを貼るクルマはなぜ交通マナーが悪いという仮説を立てたのか
先ほども述べましたが、
「実際にそんなクルマを多く目にするから」
ということがこの疑問のスタートでした。
でも、そんなステッカーを貼ったクルマというのはまだまだ少数ですから、珍しくて逆に意識をし過ぎてしまい、ちょっとでも何かやらかすと「マナーの悪い運転だ」という評価につながっているという側面もあると考えていましたが、どうやらそうとも限らないみたいですよ。
例えば先日、何年振りかわかりませんが後車からしつこいくらい煽りをくらいまして、自分は左に寄って道を譲りましたところ、なんとその車には例のステッカーが貼ってありましたよ。
自分が煽られるのはイヤだけど自分は煽ってもOKなの?
かと思えばまた違う日にステッカーを貼ったクルマが前を走っていたのですが、ずいぶんとノロノロ走行で、制限速度50㎞の道路を30㎞で走行しているんです。さすがに遅すぎて後ろのクルマもイライラしてきたので追い越しましたが、なんとそのクルマのドライバー、携帯電話で通話しながら運転してましたよ。
とにかくステッカーを貼ったクルマはなんか変だぞ!むしろ危険な運転する人が多くないか?
という感情が沸々と湧いてきたんですよね。
ですからそんな仮説を立てて出来る限り検証してみようと考えたわけです。
そんなステッカーを貼る人は実は攻撃的な傾向が強い人である可能性が高い
これは心理学の観点からの仮説です。
煽られたくない(トラブルを避けたい)のに攻撃的傾向が強い人?
???
・・・なぜ?
そんな疑問が浮かぶと思いますが、
そもそもそんな挑発的なステッカーを堂々と貼っている時点で充分に攻撃的な傾向があると言えます。
しかし攻撃的な傾向が強い人というのはもっと厄介な問題を抱えておりまして、間違った行為を極端に嫌うのです。良く言えば正義感が強い人です。
とにかく他人のミスを許せないのです。
ですから、煽り行為をさせまいとする感情が生まれ、あのステッカーを貼るのだと考えられます。
その行為自体は決して全てが間違いとは言えません。
しかし、
そのような攻撃的傾向がある人というのは自分の欠点やミスを認めたくない(認めない)という側面があるのです。
言い換えれば、「自分の行為はすべて正しい」と思っています。
これが非常に厄介なのです。
そしてとんでもないくらいの自信家です。
心理学的にそういった特徴を多く持っているのです。
さて、ここからが重要なポイントなのですが、
そんな人はどういう運転をする傾向があるのか?
自分の行動は正義。しかも自分は他人より運転が上手いドライバー。だからすべてにおいて自分は悪くなく、悪いのはいつも他車である。
という考えを抱きながら運転をするでしょう。
したがって、
自分は傲慢な運転をしてもそれには気付かないということになります。
結果的にそんな運転は他人から見れば「自分勝手な運転」と捉えられてしまうことも多々あるでしょう。
そして「自分は正しい」と思い込んでいるドライバーは、他人にもそれを強要するクセがあります。
ですから・・・
煽り運転はけしからん!
絶対にするんじゃないぞ!
という感情もあり、ステッカーを貼るのでしょう。
しかしそういう人は自分を中心に物事を考えますから、例えば急いでいる時などは、
自分が急いでいるのにゆっくり走るとは何事だ!早く走れ!
何で制限速度を守って走るんだ。少しオーバーしても危険じゃないだろうが!
下手くそめ!
といった具合に感情が全面に出てしまい、結果的に前車に対して煽り行為をします。
しかし本人にとってそれは「悪い事をしている」という自覚などはありません。
なぜなら前述した通り、自分が正義なのですから。
簡単に言えば、ステッカーを貼る人は自分に都合のいいように考え、他車を軽視した傲慢な運転をする可能性がある人だということです。
余談ですが・・・
そんなドライバー達に共通する代表的な例が『クラクションの多用』です。
とにかく彼らはクラクションが大好きです。
鳴らさなくてもよいケースなのに『過剰に鳴らす』ということをするのです。ちょっとしたミスも許せずに、すかさずクラクション。
それが交通トラブルの大きな要因であることを考えずに・・・
クラクションを鳴らされて腹を立てたドライバーが煽り行為をして仕返しをするというケースも充分に考えられます。
ですから、
”正義感が強くて攻撃的な人”が他車の煽り行為を誘発しているという側面もあるでしょう。
煽り行為などを何度も受けているからステッカーを貼る
次の仮説がこれです。
全てがそうとは言えませんが、そもそもそんなステッカーを貼る人はそういう煽り行為を多く経験している人ではないのか?
ということは・・・
その人の運転自体にも問題があるからこそ、結果的に何度も「煽り行為」を受けているのではないかと考えられます。
実際、無意識に他人に迷惑を掛けているドライバーが非常に多いです。
まあ、自分も決して誉められる運転ではありませんが・・・
そんなドライバーの代表的な行動例として、
「無理なタイミングの合流などを平気で行う」
「交通の流れを全く意識しないマイペース(自己中)運転」
「前車との車間距離が異常なくらい近い」
「後車に全く配慮をしない意味不明なブレーキ」
「歩行者などの交通弱者に全く配慮しない運転」
などが挙げられます。
そんな運転をすれば、やはり気の短い輩はすぐに『煽り行為』で仕返しをすることは目に見えていますよ。
しかしその原因を作っている本人はさっぱり理由が分からないでしょう。
ですから、
最近煽ってくるクルマが多い。困ったもんだ・・・
ということで、そのステッカーを貼りたくなるのだと推測しています。
自分はそのステッカーは大嫌いです
自分はそのステッカーは嫌いです。絶対に貼りたくありません。
なぜなら・・・
まず、ヒジョーにかっこ悪いです(笑)
せっかくのクルマにそんなステッカーを貼りたくありません。
しかも、
「自分はいつも煽られてばかりいる交通社会の問題児です」ということをカミングアウトしているようにしか思えません。
それから、正直そんなステッカーを貼ったクルマの後ろを走りたくはありませんよね?
なぜなら、ちょっとでもそのクルマのドライバーが自分のことを
「コイツ、車間距離近いぞ!」
「これは煽り運転だ!」
と思ってしまえば、
よ〜し、youtubeに投稿じゃ!コイツを全世界に晒してやる!!
となりそうで怖くありませんか?
実際にyoutubeなどにはこの程度で投稿するのか?という動画で溢れていますよ。
自分は後ろを走るドライバーに常時そんなプレッシャー与えながら走行したくないです。
もっともそれが抑止力として働いているからそんなステッカーを貼るのでしょうけれど。
そもそも交通社会は喧嘩をする場所ではありません。
ですからそんなステッカーには非常に違和感を感じます。
なぜそんなステッカーを貼って後車を威嚇しているんですか?
それだけで後車のドライバーは必要以上のストレスを感じてしまうものなのですよ!
そもそも後車の全てが煽るようなドライバーではなく、思いやりに溢れたドライバーだっているのです。
そういうことを考えたことありますか?
ないでしょう?
だからアナタの運転は傲慢なのですよ!
と、言いたくなります。
まとめ
以上が現時点での仮説です。
この問題は個人的にとても面白いテーマだと勝手に思っていますので、そのうち本格的に検証してみたいと思います。
とにかくこのステッカーは「煽り運転」に対抗する手段として生まれてきたものです。
中には煽り運転の恐怖を味わい、二度とそんな経験をしたくないからステッカーを貼るという人もいるでしょう。
確かに煽り運転や極端に接近しての走行は危険極まりなく、心理的なプレッシャーを与える許し難い行為です。
でもそのステッカーを貼れば、反対に他車に与えるプレッシャーも相当なものです。
できればこんなステッカーを貼る人はこれ以上増えないで欲しいですね。
こんな風潮が強くなったら交通社会そのものがギスギスしたものになっていくでしょうし、そんな交通社会って情けなくないですか?
低俗な連中の集合体であるとしか思いません。
まさに交通後進国ですよ。
そもそも、
煽り運転というものは煽られる側にも問題がある場合が非常に多く、そんな煽り誘発運転をしなければほぼ被害に遭うことはないのです。
※ ※ ※ ※ ※
おわりに、
今回書いた事はあくまでも仮説であり、決してそれが正しいとは思いません。
誰もが持っている自己防衛本能で、または目新しい物が好きという好奇心でステッカーを買ってみた人もおられるでしょう。
しかし、やはり自分としてはこの記事で書いた通りこのステッカーを貼るドライバーの心理は常人とは違うものを持っているからだと考えています。
この仮説はいずれ立証していきたいと思います。
とにかく煽り運転なども含めてこの類いの問題はこれからも記事にしていきたいと思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
実際に煽り運転に対して効果があるのかを検証した記事です。
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