「冠攣縮性狭心症」はもっと注目されるべき病気!心の叫びと要望!!
どうも、冠攣縮性狭心症装備中のほるべーです。
今回はほぼ愚痴です!!
愚痴をこぼしたくなるほど、この病気は厄介なのです。
そして日本の医療関係者の方々への強烈な要望・批判も書きます。
ということで、全国に数多くいらっしゃる患者の方々の心の叫びを私が代表して叫んでみたいと思いますよ!
ぜひ医療関係の方にも読んでほしいです
今回はトゲトゲしい記事になりますが悪しからず!
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さて、この病気の1番怖いところが、
「突然死の可能性あり」
という事ではないでしょうか。自分も診断書にそう書かれましたよ。
なんですか、突然死って?
いきなり死ぬんかい!
せめて家族への別れの言葉は言いたいですよ。
なかなか他にそんな病気ないです。
やっぱりこれが1番の懸念事項・・・
でも主治医に聞いたら、突然死の可能性は思ったほど高いものではありません!!
ほんの数%ということでした!
3%くらいだそうです
でも他の統計では10%くらいという意見もあるようで、実際に何が正解なのかわかりません。その辺もはっきりしてほしいですよね。
結局どうなの?って感じですよ。
当然ながら患者それぞれの「症状の程度」はあるでしょうし、年齢というファクターも関係しますから断言出来ないのはわかりますが。
まあ、いずれにしても3%とか10%なんて数字は微々たるものですから、そんなに心配しなくていいのだと解釈してます。
でも少なくとも突然死の可能性があるというのは内心穏やかではないですね。
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それからタイトルにも書きましたがこの病気、
もっと注目されるべき病気ではないでしょうか?
すこし古い統計になりますが、日本循環器学会の統計(2008)によれば日本の狭心症患者のうち約4割は『冠攣縮』だそうです!
欧米人に比べて特に日本人は多いのだそうです。そんなに多い病気にも関わらず、医療機関や各ガイドラインでの狭心症の紹介、その他TVなどで心臓病をテーマとする番組では冠攣縮はおまけ扱いが多いです(怒)
例えば、ある循環器科のホームページでは冠攣縮以外の狭心症の予防・治療法はさんざん紹介しておきながら、最後に「冠攣縮というのもあります」程度の紹介。
なめとんのか(怒)
そもそも冠攣縮以外の狭心症はバルーン、ステント治療やバイパス手術などの効果的な治療方法が確立されているのに、冠攣縮に関しては継続的な服薬で発作を抑えるというのが唯一の治療法ですし、とにかく「禁煙しろ」「禁酒しろ」「ストレス無くせ」というアドバイスが金科玉条になってますからね。根本的な治療はないのかと言いたいですよ。タバコや飲酒を全くしない人でもかかる病気ですから。
医療関係やマスコミ関係の方々にお願いですが、これほど患者数が多い病気なのですからもっとスポットライトを当てて頂きたいと思います。自分のような40代前半の若い人もかかる病気ですし、20、30代でまさに人生これからなのにこの病気と戦っている方もたくさんおられるのです・・・
これだけ現代医学が発達しているのですから「発症理由は不明」とかなんとか言ってないで、ホントに原因究明して何とかしてほしいですよ。
これは自分の勝手な解釈なのかもしれませんが、「冠攣縮性狭心症」って他の狭心症に比べて軽視されているような気がしてなりません。
自分の見当違いならば良いのですが。
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もう一つ、この病気独特の危険性を書いておきます。
それは、この病気は確定されにくいこと。
↓ 詳しくは過去記事をどうぞ
この病気は発作時以外はほとんどのケースが健常者と同じ診断をされます。発作が起きて医者へ行って検査を受けても、発作が収まっている状態なら「異常なし」という診断を受けることがあるのですよ。通常、難病を除く他の病気では医療する側のミスが無い限り、こんなことありえませんよね。実際に自分も発作後に診断を受けましたが、「異常無し」でした(怒)
異常があったから行きたくない医者に行っているのですよ?何もなければ行きませんから!
それから、こうも叫びたいです。
「医師の方々も検査結果だけで判断するのではなく、患者の訴えも聞いてくれ!」
心の叫びです
これはホントに重要なことだと思います。
なんせ命に関わりますから!
「病気は早目の受診が重要」なんて言われていますが、これでは早目に受診しても全く意味がありませんよね!
なかには早目に受診したにも関わらず「異常なし」と診断され、その後かなり重症化、死の病気である心筋梗塞に移行してから診断確定したというケースもあると知りました。
なめとんのか(怒)
本日2回目
どういう医者なのか知りませんが、ほんとにしっかりしてくれと言いたいですね。
我々患者にとって唯一頼りにしている存在なのですから。
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最後に・・・
実際に医療関係の方々は日々、この病気の研究に尽力されておられるのだと思います。その証拠に日本の冠攣縮の研究や治療は世界でトップレベルだそうです。
これには素直に感謝申し上げたいと思いますし、頭が下がる思いです。
でも、できれば完治する治療法を編み出して欲しい・・・
それから、間違った診断などが行われないよう切に願います。
今回はかなり感情的になってしまい申し訳ございませんでした。
あまりイライラするのは心臓に悪いですから、そろそろやめておきましょう(笑)
いろいろ愚痴りましたが、これが患者の本音です。タイトルにも記しましたが、この病気はもっと注目されるべき病気だと思いますよ。
とりあえず医学的なことは専門の方々にお任せすることにして、自分はこれからも”患者目線”で皆さんにこの病気のことをお伝えしていきたいと思います。
最後まで駄文をお読み頂きましてありがとうございました。
ホントにただの愚痴でしたね
今回はこの辺りで失礼いたします。
ではまた!