不謹慎ですが・・・冠攣縮性狭心症になって良かった?こと
どうも、冠攣縮オプション装備中のほるべー隊長です。
タイトル通りですが、果たしてこんな記事を書いてもいいものかどうか悩みましたが、こんな記事は実際に患者である人でしか書けませんからね。その特権?を利用して、同じ病気の方に少しでも希望を与えられたらいいなという思いで記事にしてみたいと思います。
ただ、自分はこのような記事を発信できるだけ病気の症状は軽いのかもしれません。この先どうなるかわかりませんけどね。毎日のように発作に見舞われて大変な思いをしておられる方々には本当に申し訳ない気持ちです。冠攣縮性狭心症という憎らしい病気が世の中から消えてくれることを切に願っております・・・。
健康に対して気遣う気持ちが出来たこと
自分は現在40歳代前半で立派な中年オヤジの領域に入ってきました。決して若い年齢ではないのですが、この病気になるまでは「健康への意識」なんてものはほとんどなく、健康であることが普通であるかのように思いながら生活をしていました。しかしこの病気をきっかけに、「健康であることのありがたみ」を痛いほど実感しまして、普段の生活改善の見直しをするようになったのですよ。
具体的には、
節酒・禁煙・偏りのない食生活などです。かなり健康的な生活を送っていると思います。
それから自分は大の医者嫌いでしたが、これもなくなりました。とにかく医者に行くのが嫌だし面倒だし・・・
でも大きな病気は決して他人事ではないですから、最近では少しでも体調の異常が見られた場合は専門医の診察を受けることにしています。
とにかく今年は医者通いがメチャクチャ多い年になってしまいました。
◯循環器科
◯消化器科
◯耳鼻科
◯眼科
◯内科
診察マニアですね(笑)
でも、それが他の病気の早期発見につながる場合もあるでしょうし、何より自分の中にある不安も取り除かれますから、決してムダではありません。
将来的に健康で長生きできるかもしれませんしね。
対人関係が良好になったこと
自分で言うのも恥ずかしいですが(笑)
この病気になってからは自分でも驚くほど性格が穏やかになったと思います。
例えば仕事でも何でもそうですが、部下や他人のミスを優しく許せるようになったと思います。
それまではどんだけ厳しかったんだって言われそうですが
とにかくトゲトゲした感じが消えたということは自分でも実感しています。この理由は病気になったことで「無理は禁物」という基本理念(笑)が生まれた為だと思います。自分も無理はしないし、他人にも無理を押し付けることはしないですからね。
それから周囲の皆さんも自分に気を遣ってくれます。逆に自分としては気を遣ってくれのが申し訳ないのですが・・・まあ、その好意はありがたく頂戴するようにしております。友人や職場の仲間のありがたさが身に染みて実感できました。
当然、嫁さんもね(笑)
嫌な事は断れること
普通に考えれば”単なるわがままな奴”ですが・・・
現在はちょっと嫌だと思うような仕事内容や、接待での酒席なども堂々と断っています。断る理由が明確ですからね(笑)
「体調管理の理由で、それは控えさせて下さい」
魔法のセリフです(笑)
悪い奴だね
でも体調を気遣う事は何より大切ですから、そこははっきり言わせてもらってます。ストレスなどで悪化してもイヤですからね。
おわりに
なんだかんだ言っても、やはり健康な状態に戻りたいという気持ちは変わりません。それほど厄介な大病ですからね。「何でこうなってしまったんだ」と自問自答することもあります。
でも、こうなってしまったことはもう仕方がないわけですから、少しでも前向きに考えていくしかないのですよ。そのほうが気持ち的に楽ですし、ストレスも溜まらずに快方していくかもしれませんしね!
ポジティブにいきたいと思います。
さて、病気を患ってからのメリットはこれだけではありませんが、今回の記事はここまでにさせて頂きます。機会があればこの続きを書いてみたいと思います。
では、全国の冠攣縮狭心症患者の皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。