冠攣縮性狭心症の発作時に苦痛が楽になる姿勢のご紹介
どうも、人生も山あり谷あり冠攣縮状態のほるべー隊長です。
さて、
未経験の方には想像出来ないと思いますが、
狭心症発作って苦しいです。
経験された方は同感して頂けると思いますが、
発作って本当に苦しいです。
自分はその苦しい発作を何度も経験してきましたが、
発作の苦痛が少しでも楽になる姿勢と反対に悪化する姿勢がある事を知りまして、主治医の先生に教えて頂いたことなども交えながら、
今回は、
『発作時にとるべき効果的な姿勢』
について述べていきたいと思います。
毎度のことですが自分は医師ではありませんので詳しくは専門医にお尋ね頂くとして、この記事は患者の体験談だと考えてお読み下さい。
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自分の経験上、苦痛が和らいだ姿勢は2つあり、
1つ目は、
『背もたれなどに寄りかかって座る姿勢』
です。
座椅子やイス、ソファーなど、
とにかく背もたれ(壁でもOK)に寄りかかって座ることです。
背もたれの角度が寝過ぎるとよくないです
この方法は主治医の先生に教えて頂いた対処法ですが、実際に効果がありました。
ですから布団などで寝ている時に発作が来た時もそのまま寝ているのではなく、起きてこの体勢にしたほうが良いということですね。
もう一つ、主治医の先生に教えて頂き同様に効果が得られた姿勢がこちら↓
※「看護roo!」様のHPより画像拝借
『起座位(きざい)』
という名称の姿勢だそうで、これも苦痛が緩和されます。
テーブルなどを利用するのですが、その際、イラストにあるようにタオルや枕などを敷いて上体が沈みすぎないようにするのがポイントだそうです。
以上の2つになりますが、主治医の先生によりますとこれらの姿勢は横隔膜が下がって呼吸が楽になる姿勢で、呼吸器疾患などにも効果的なのだそうです。
自分は医学的なことはよくわかりませんが・・・
発作が来た時にこの2つの姿勢のどちらかを試してみてください。
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では反対に全く苦痛が楽にならないどころか悪化してしまう姿勢は、
『仰向けに寝る姿勢』
でした。
この姿勢はダメです。
苦しさが倍増します。
ちなみに『横を向いて寝る姿勢』は経験上、仰向けよりも多少ラクになる感じはありました。
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では発作が来てしまった時の対処法をまとめると、
これはあくまでも自分の場合ですが・・・
①ニトロを準備する
②背もたれに寄りかかって座る
自分は起座位よりこの姿勢のほうが楽です
③1分程度様子を見て収まりそうになければニトロ服用
④そのまま収まるまで安静にする
いつも自分はこんな流れです。
もちろん、最初から強い発作ならば様子なんか見てないで即ニトロ使用ですし、
ニトロを2、3錠使用しても収まらないケースでは救急車の要請ということもあるでしょう。
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おわりに、
やはり発作そのものを消すにはニトロなどの薬が必要ですね。
もしニトロを持っていない場合は、すぐに救急車を呼んだほうがいいです。
ただ、今回ご紹介した姿勢は確かに発作時の苦痛を緩和してくれますから、
ニトロが効くまでの間や救急車を待っている時などにこの姿勢をとることが大事だと思います。
発作が来ないことが1番良いことなのですが、万が一来てしまったときは試してみて下さいね。
ではまた!