冠攣縮性狭心症の人が昼寝(仮眠)をすると発作が来るのかを検証してみた
どうも、冠攣縮装備中のほるべー隊長です。
昼寝(仮眠)が身体に良いということが言われてますね。
実際にそれを推奨している会社もあるそうです。
そこで今回は、
『冠攣縮性狭心症の人は昼寝(仮眠)をしたら発作が来るのか?』
ということを実際に検証してみました。
まず始めにここで言う昼寝とは、
会社の昼休みなどに行う5〜20分間の短い時間の昼寝(仮眠)ですから、1時間以上も眠るガチの昼寝ではありませんので注意して下さい。
※ ※ ※ ※ ※
なぜ今回このような検証を行ったのかと言いますと、
短時間の昼寝(仮眠)が身体に良いということは知っていたのですが、冠攣縮性狭心症は就寝時などの安静時に発作が来るという厄介な特徴があるからです。
「良いと思って昼寝をしたら発作が起きた」
という事態になってしまっては元も子もないですからね。
ですから自分自身が身体を張って検証を試みたという訳です。
(笑)
ちょっと大げさですね(笑)
検証の結果、短い時間の昼寝で発作が来たことはありません
約2ヶ月という短い検証期間でしたが、
結論を申し上げますと一度も発作は来ませんでした。
眠りから覚めた時に「発作が来そう」というイヤな感じも全くありません。
むしろ午後の仕事に集中できるようになりました。
どうしても午後は仕事中に眠くなったりすることが多々あったのですが、昼寝をするようになってからはそれがだいぶ軽減されています。
すごいぞ昼寝!
ちなみに朝に小発作が来た日も昼寝をしてみましたが、大丈夫でした。
専門医や主治医の見解はどうなのか?
実際に自分が試してみる前、この病気で昼寝をしても発作は来ないのかということをネットなどでさんざん調べてみましたが、残念ながら明確な答えは見つかりませんでした。
相変わらず謎が多い病気です
それとも調べが足りないのか?
ホントにそういった情報は全く無いのですよね・・・
誰も検証していないのでしょうかね?
ならば!
直接主治医の先生に聞いてみたのですが・・・
「まあ・・・大丈夫だと思います」
「もし発作が来たらやめてください」
という何とも頼りない返事を頂きまして。
はっきり大丈夫だとは言ってくれません。
相変わらずめんどくさい患者ですいませんの〜
(笑)
「じゃあ実際に検証してみよう」となったわけです。
※ ※ ※ ※ ※
ところで先ほども申し上げましたが、5〜20分の昼寝(仮眠)は医学的にも良い効果が認められているそうで、
専門医達の引用になるのですが、
●疲労回復の効果
●集中力の向上
●血圧が下がり、心臓病や脳梗塞、糖尿病の予防になる
ということが立証されているそうです。
特に、
「血圧が下がり、心臓病や脳梗塞、糖尿病の予防になる」という効果は嬉しいですね。
ただし・・・
それは発症済みの患者の予防にも効果的なのかどうかがわかりませんし、肝心の発作誘発に関しての記述が見当たらない事も気になります。
それに関しては今後追跡調査をして分かり次第、追記しますのでよろしくお願いします
正しい昼寝(仮眠)のやり方
発作誘発の有無ではありませんが、一般的に効果的だと言われている昼寝のやり方を調べてみたのでご紹介しておきます。
眠る時間の長さについて
これについても先ほどから申し上げていますが、5〜20分が効果的です。
そして、
1時間を超えると逆に良くないとの事で・・・
ネットなどで調べると分かりますが専門家達の調査では、
『1時間を超える昼寝を習慣にしている人は、そうでない人に比べて心筋梗塞などのリスクが5倍になった』
という驚きの結果が出たそうです。
どうやら1時間を超えると深い睡眠に入ってしまうようで、それが良くないのだそうです。
それから、午後3時以降の昼寝は夜の就寝に影響するそうですから、やめたほうがいいとの事です。
寝る姿勢について
これも専門医の見解ですが、椅子に座って背もたれに寄りかかるか、椅子に座ったまま机の上にうつぶせになって寝ると良いそうですよ。
これらの姿勢だと深い眠りに入りにくく、目を覚ました時の負担が少ないのだそうです。
ということは・・・
↓これはダメみたいです。
このほうが気持ちいいんですけどね〜〜
とにかく深い眠りに落ちてしまうのは逆効果ということですね。
おわりに
約2ヶ月間、週3〜4回の仮眠を続けてきましたが、さいわいなことに発作は来ませんでした。
この検証はこれからも続けていく予定で、また2ヶ月後に『パート2』としてご報告させて頂きます。
やはり今回は検証期間が短かったですからね・・・
正直、自分でも半信半疑でこの記事を書いています
すいません・・・
それでは皆様も無理せず、心配ならば主治医の先生に相談するなりして昼寝をしてみてください。ニトロの準備は忘れずにね!
ではまた!