冠攣縮性狭心症って運動などで負荷が掛かると心臓がバクバクになる病気なの?
ほるべー隊長です。
いきなりですが自分が考えていた冠攣縮性狭心症とは、
“発作が来なければ健常者と同じ”
という認識だったのですが・・・
必ずしもそうとは言えないのかもしれません。
特に病気になりたての頃は、
階段を登るだけで、心臓がバクバク、息切れしていました。
まるで労作性狭心症のように。
ということで、今回はこのようなテーマについて述べてみます。
ですが、あくまでも医学的知見に基づいたものではなく、単なる患者の体験談ですから必ずしも皆さんにも当てはまるものではありませんのでご了承ください。
この記事を書くきっかけは同じ病気を患っている方からのコメント
自分は令和1年5月にこの病気を患いました。
だいぶ患者としてベテランの域になってきましたが(笑)、
なぜ今更こんな記事を書いているのかと言いますと、
最近病気を患った方からコメントを頂きまして、その中にとても気になる言葉があったのです。
それがまさに今回のテーマである、
「心臓に負荷が掛かることをすると、せつなくなって休憩が必要になる」
ということだったんです。
それを読んだ時、自分も思い出しました。
「そういえば自分も病気になった頃は同じ現象が起きていた!」
と・・・
この病気、なりたての頃はとにかく心臓がバクバクしていた事実
病気になった頃は大小さまざまな『発作』が頻繁に起きていましたので、
『平常時でも階段を登っただけで心臓バクバク&息切れが起きる』ということはあまり気にも留めていませんでした。
なぜなら、そんなことよりも『発作の恐怖』に怯えていたからかもしれません。
けれど冷静に思い出してみると、確かにそのような症状があったことは事実なのです。
そして当時の主治医の先生にそのことを告げると、
「心臓の病気ですからそういったこともありますよ」
という回答を頂いたことも覚えていますし、当時の過去記事を読み直してみると、そういう症状があることを書いていました。
自分が書いたのに、その事はほぼ忘れていました(笑)
冠攣縮性狭心症は発作が起きていない時は健常者と同じではなかったのか?
ちょっと自分の認識不足、早とちりの部分もありますが(基本的にバカなのですいません)、
冠攣縮性狭心症は発作が来なければ健常者と同じ
という認識を持っていました。
いや、正確に言うと、病気に慣れていくにつれてそういう考えが強くなっていったのかもしれません。
しかし前述した症状があったことは事実ですし、今でも稀にそのような症状が出ることがあります。
ですからこの病気、必ずしも発作がないからといって健常者と全く同じというわけではないんですよね。
なんかガッカリです・・・
激しい運動は控えるよう主治医に言われていた
おそらくこの病気になったほとんどの方は、
「激しい運動は控えるように」
という助言を主治医の先生などからもらっていると思います。
ということは・・・
やはり健常者と同じということはないのでしょうし、激しい運動は何らかの弊害があるということなのでしょうね。
発作の引き金になったり、今回のテーマである、
『心臓バクバクや息苦しさを引き起こす』
ということも・・・
病気に慣れてからはそのような症状が緩和されてきたという事実
病気になって間もない頃に比べて、発症から2年以上経った現在ではだいぶその症状は緩和されてきました。
これは病気に慣れてきたからなのか、投薬治療によるものなのか、はたまた生活習慣の改善が功を奏したのかは不明ですが、とにかく症状が軽減されてきたことは嬉しい事実です。
継続的にウォーキングを行なっていることも要因だと思います。
日常的に軽い運動を行なって心肺機能を強化することが重要
「この病気には日常的にウォーキングなどの軽い運動をするといいですよ」
これはたびたび主治医の先生に言われていたことです。
前項でも述べましたが、確かに『心臓バクバク&息切れ』といった症状の改善には非常に効果的であると実感しています。
自分の場合は「少しつらいかな?」という程度の負荷で行っています。
まとめ
やはり心臓の病気ですから、いくら発作が起きていない状態といえど、健常者と全く同じではないのが現実で、自分のように症状が出る人もいるでしょう。
ちなみに同じ病気の知人に聞いてみたところ、やはりそういった症状があるとの事でした。
もちろん、そんな症状は無いという人もいるでしょう。
いずれにしても、生活習慣の改善は必須事項です。
加えて無理のない軽い運動も取り入れていくことも大事ですね。
おわりに、
とにかくこの病気は謎が多くて専門医ですら真相を解明出来ていないという事実はありますが、今回述べた症状については緩和させることが出来るのもまた事実ですから、できるだけ健常者だった頃の体調に戻したいものですね。
皆様も決して無理をなさらず、生活習慣の改善や心肺機能の強化に取り組んでいただき、少しでも健康な身体を取り戻してください!
では今回はこれにて失礼いたします。