冠攣縮性狭心症・・・退院後のあれこれ②
どうも、キングボンビーとお友達のほるべーです。
もう秋だというのにほるべーの住む東北はクソ暑いです。どうやら連日発生している台風によるフェーン現象のようで、東北は台風自体の被害は少なくて良いのですが、フェーン現象という副作用がなかなか厄介なのですよ。
さて、今回は”副作用”とかけまして、狭心症の薬による副作用のお話を中心に、退院後の体調変化などを綴っていきたいと思います。
最後までお付き合い下さいませ。
薬の主な副作用
以前の記事の繰り返しになってしまう部分もあるのですが、やはり薬の副作用はなかなか強烈でした。まあ、心臓病の薬ですから仕方ありません。
現在ほるべーは朝晩3種類(晩は2種類)の薬を服用していますが、なんといってもニコランジルという薬が手強かったです。
服用を始めてからは頭痛がひどく、多少めまいもありました。顔の”紅潮”も気になりました。5日くらい経ってようやく身体に薬が馴染んできたのか、副作用は気にならなくなりましたが。
これです ↓
でもこの薬はほとんどの方は問題なく、ごく少数?一部の変わり者?(ほるべー?)に副作用が強く表れるそうです。
普段の行いが悪いのだろうか・・・
ですから主治医の先生によりますと、ニコランジルは冠攣縮性狭心症の薬では副作用も少なくて安全な薬だということです。症状が悪ければもっと強烈な薬も服用するみたいですよ。
とりあえず自分の場合、退院してすぐの頃は
『アジルバ(血圧を下げる薬)』と
『ベニジピン(血管を拡げる薬)』という2種類の薬を服用して様子を見てました。
しかし朝方(主に寝起き)に”小発作”が頻発するので途中から『ニコランジル』が追加になったわけです。
このニコランジルを服用してから確かに発作が激減しまして、表現しにくいのですが「発作が来そうなんだけどニコランジルが抑えてくれている」というような感じです。
ニコランジルは冠血管を拡げる作用があるそうです。おそらくいろんなところの血管を拡げまくるので血流が良くなりすぎて頭痛が起きるのではないでしょうか?
よくわかりませんが
当初は朝昼晩の3回服用でしたが、主治医の先生と副作用のことなど相談した結果、昼の服用はやめてみようということになりまして、今は朝晩2回のみです。
自分の場合、発作が来るのは今のところほぼ100%『寝起き時』です。
ですから昼の服用は意味がない?ということになったわけです。
基本的にこのニコランジル、治療薬というよりもメインの目的は予防薬なのだそうです。服用から約6時間程度?効果があるみたい。
パッケージには「狭心症治療剤」って書いてるんだが・・・
詳しいことは知りませんが、治療効果もあるのだろうね
そう思いたいです
それから、日中から夜にかけて発作は起きていませんので、もしかしたら寝起き時のことだけ考えて『晩の服用』だけで大丈夫なのかもしれませんが。まあ素人判断は危険ですのでそのうち先生に相談してみます。なるべく薬は飲みたくありませんしね。
とりあえず今のところ頭痛などの副作用はそれほどでもありません。普通に生活できますよ。
やはりこの病気、薬は非常に大切ですから(というか冠攣縮性狭心症の治療法は薬の服用しかない)、症状や副作用を見極めて先生と相談しながら効果的に服用していくことが重要なのだと思います。
体調の変化など
その他気になる点は、薬の副作用かどうかわかりませんが、少し歩いたりすると、脈自体が急速に早くなるわけではないですが「心臓の鼓動音」がやたらと聞こえてくるようになったことです。これは今(退院から約4ヶ月)でも続いてます。
一応これも相談しましたが、心電図などの検査では異常無しなので神経性の症状で”気にし過ぎ”という診断でした。
ほるべーは意外に神経質なのですよ・・・
とりあえず次回の診察時にエコー検査をすることになりました。
あとは以前より相当疲れやすく、すぐに息が上がります。もしかしたらこれは薬の副作用よりも、体重増加によるものかもしれません。
しばらく仕事を休職して(一ヶ月半程度)歩いたり運動する機会が減ったことと、禁煙したことが原因?で、以前は体重73kgだったのが最近では80kgになってしまいました・・・。
身長は173㌢ですから明らかにデブりすぎです。
おなかポッコリ、いかにも中年体型です。
痩せないとやばいぞ・・・
そういえばこの病気はゴルフやウォーキングなどの有酸素運動は積極的に行ったほうが良いと聞きましたので(心肺機能の強化につながる)これからはもっと運動するように心掛けます。無理のない程度でね。
退院後初の大きな発作!初のニトロ出動!
さて、退院後は肝心の心臓発作の具合はどうだったかというと、退院してから約2ヶ月後に大きな発作(救急車レベル)に見舞われました。
久しぶりなのでびっくりしました
前述の通り、退院直後は1分以内で治まる小発作は結構ありましたが、
(たとえニコランジルを服用していても。でもニコランジル服用しなければもっと多いし、発作時間も長いかも)
大きな発作は久しぶりでしたので焦りました。
いよいよニトロの出番ですよ。
実はニトロが本当に効くのかどうかも確かめたかったですが、主治医の先生によればこの病気であればほとんどの患者さんに効果があるそうです。
ほるべーの場合も、「効きました」。
ヨカッタヨカッタ
舌の下に含んでから約2分くらいで苦しみから解放です。魔法ですね。
ですが、副作用はニコランジルの比ではありません。強力に血管を拡張しますので、個人差はあるのでしょうけれど約1時間くらいは頭痛に悩まされました。でもこれは仕方ありません。
この”大きな発作”が来た時の状況ですが、やはり寝起きでした。しかも前日は職場の飲み会でそこそこ飲んで(生ビール中ジョッキ6杯)、なんと薬を服用するのを忘れてそのまま寝てしまったのです。
これはヤバいパターンです
まあ、生ビール6杯なんぞ以前のほるべーにとっては全然余裕の量ですから大丈夫だと思ったのが甘かったです。酔っぱらいましたね〜〜。しかも薬は飲み忘れるし。
余談ですが、この病気になってから(薬の副作用?)とてもお酒に弱くなりました。
案の定、翌朝は起きて朝食時にモヤモヤが発生し、いつもの小発作と思いきや、じわじわと大きな発作に発達して初のニトロ出動となったわけです。
病気と上手に付き合いながら”いい意味でのんびり生きる”ことに
とにかく「病気になる前」と「今」ではこのように全く別人のように体調が違ってしまいました。まるで自分の身体ではないみたいに。
最初は相当悩みました。
「このまま死ぬのだろうか」とか
「何歳まで生きられるのだろう」
「仕事はできるのか」など。
でも退院からだいぶ経って今の心境としてはだいぶ落ち着いたと思います。
そして自分なりに出した結論が、
しっかり治療しながら生活習慣などを見直していけば普通に”生きれる”ということです。
実際に先輩狭心症の方のブログにもだいぶ励まされましたし、もしこの記事をご覧になって下さっていて同じ病気で悩んでおられる方がいらっしゃったとしても、悲観的になることはないと思います。
とりあえず自分も普通に生活してますからね
まあ以前のような生活ができないことは仕方ありませんが、治療などをしっかりやりつつ、上手に病気と付きあっていくことにします。それが最善の方法かな。
逆に今では以前のように”あくせく”しなくなり、のんびり生活出来ていると思います。仕事もプライベートも。それが1番だと思います。
決して無理せず健康第一で、65%程度を超えない力で生きていこうと思ってます。
あ、痩せるのも忘れずに(笑)
このままではホントにヤバいので!
では今回はここまでとさせていただきます。また今後もいろいろと症状などの経過報告をしていきます。
皆様もお身体をお大事に!ご自愛下さい!
↓この続きです