冠攣縮性狭心症持ちですが離島へ釣りに行ってきたお話
ほるべー隊長です。
自分は磯釣りが趣味でして、病気になる前は毎年数回、離島に大型の真鯛・メジナを狙って出撃していました。
↓過去に自分が釣った真鯛85㎝
しかし病気になってから離島釣行はずっと我慢していました。なぜなら、離島には大きな総合病院がないからです。
万が一、発作が来てニトロでも抑えきれないとなると・・・
ぞッとしますよね。
でも、最近は全く発作も来ていませんし体調も安定していたので、
一泊二日で行ってきました。
やはり釣り好きにとって離島というフィールドは憧れですし、何よりも、
「冠攣縮性狭心症持ちでも遠征は可能」という成功体験が欲しかったし、今後の自信にもつながると思ったんですよね。
ということで・・・
今回は自分の旅日記的な内容になりますが、最後までお読み頂けたら嬉しいです。
※ ※ ※ ※ ※
さて天候に恵まれた6月某日、今回は日本海に浮かぶ小さな島へ釣り仲間と総勢10名で出港。
真鯛・黒鯛・メジナ・ヒラマサなどの大物が釣れる、釣り人には有名な離島です。
4年ぶりのフェリー。
「これに乗ってしまったらもう発作が来ても引き返せないな」
という不安もありましたが、それよりも久しぶりにフェリーに乗れたことに感動しました。
いざ出港!
フェリーで約1時間、今回渡る島が近づいてきました。
大海原の潮風が実に心地いい・・・
この時点でワクワクが止まらず、自分は心疾患持ちということを忘れていて、心は完全に『釣り人』です。
無事に着きまして、予約していた宿の主人から漁船でさらに沖の磯へ渡してもらいます。
ワクワクドキドキです!(いい意味で)
釣りをする沖磯が近づいてきましたよ。
絶海の孤島って感じで秘境ムード満点!
いよいよ冠攣縮性狭心症釣り師、釣り開始!
石鯛がヒットしたところを仲間が撮影しておりました。
夕方までこんな感じで釣りをするわけですよ。釣り人はワタクシ、ほるべーです。
釣った石鯛は狙っている魚ではないけど、美味しいのでキープ。
ついでにウマヅラも。これも美味なんですよね。家族に喜ばれるのでお持ち帰りです。
今回は超久しぶりだし病気持ちなので、周りの景色を眺めたり、休憩しながらのんびりとやります。いいですね〜離島!
楽しい釣りの時間はあっという間に過ぎまして・・・
迎えの船に乗り込んで宿に戻り、風呂でさっぱりしたところで夕食でございます。
どれもこれも美味しい!しあわせだ〜〜!!
離島だけに、新鮮な魚料理が並びます。
さて、豪勢な島の夕食を満喫した後はウォーキングしてきました(笑)
この島は有人島です。ですから、ちゃんと道路もあります。ほとんど車は通りませんが。
それにしても・・・
潮風が実に心地よいです。
たそがれ時を一人で散歩。ロマンチックなウォーキング。
のどかな風景ですね。
とりあえず体調も異常なし!
明日も早朝から釣りですから、早目に就寝しました。
さて二日目。
この日は宿の主人に無理を言って、少し遅い時間に渡してもらうことにしました。
なぜかと言いますと、冠攣縮性狭心症は『寝起き』が発作多発の危険な時間帯だからです。
起きてすぐの行動は危険ですから、できるだけグダグダする時間が必要ってわけです。
とりあえず3時で起床、グダグダして準備して、体調に異常がないことを確認して5時で釣り開始。
この日は宿のすぐ目の前にある沖堤防に渡してもらいましたよ。
タイミング良く、御来光です!
今日は釣れますように〜
いや、今日も発作が来ませんように〜(笑)
お祈りを済ませてからスタート。
本当は昨日と同じくダイナミックな沖磯に行きたかったのですが、まあ無理せずに堤防で座りながらのんびり釣ろうという計画です。
やはり病気持ちですから無理は禁物ですな。
とりあえず狙いの魚の一つ、メジナは釣れます。飽きるほどポンポン釣れます。
ウジャウジャいるのでバカみたいに釣れます(笑)
ただ・・・小さい。平均して30㎝クラスです。
沖磯だと50㎝オーバーも釣れますから、ちょっと物足りないですね。
でもいいです。また離島に来れただけで満足ですから!
食べる分だけキープ。
しばし小メジナと戯れ、ちょっと飽きてきたので堤防を散歩。
どこに行ってもウォーキングは欠かせません(笑)
少し曇り空ですが、気持ちいいですな〜!
そうこうしていたらあっという間に釣り終了の時間。
迎えの船で宿に戻ります。
沖磯に渡った仲間達の釣果は?
どれどれ・・・
ドーン!と、ヒラマサ85㎝!
離島ならではですな〜!よく獲ったね!
こちらは尾長メジナ40オーバー!
他にも中型の真鯛や石鯛などなど・・・
いいですな〜〜!
皆さんやりましたな〜!
という感じで仲間達の釣果に賞賛を送りつつ、帰りたくないけど帰り支度を始めます。
宿でゆっくり風呂に浸かり、おいしい昼食をいただき・・・
お世話になった宿の主人ともお別れです。
いろいろと配慮して頂き、ありがとうございました。
本当に楽しかった・・・
さて、フェリー乗り場に向かいます。
名残惜しいので、散歩がてら回り道して・・・
フェリーに乗り込み、帰りは後方デッキでずっと島が見えなくなるまで眺めていました。
1時間ほどで無事に本土へ到着。
夢のような二日間でした。
自分の釣果はイマイチでしたが・・・
またここに来れたっていう満足感でいっぱいでした。
確かに、いつ発作が来るかわからない病気を持っているので不安もありましたが、体調を観察しながら無理をしなければ大丈夫だという自信が付きました。
それが一番の収穫と言えるかもしれません。
当然、過信は禁物ですけどね。
※ ※ ※ ※ ※
と、
こんな感じで今回の旅は無事に終了しました。
ただ、帰ってからの疲労感はハンパなかったです(笑)
久ぶりだし、当然ですね。
「またいつか行こう・・・」
つくづくそう思います。
やはりリフレッシュは必要ですね!
とにかく体調を気遣ってくれた仲間や、宿の主人にも感謝です。
以上、ご報告でした。
皆様もお元気でお過ごしください。
またね〜!